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第79話:「カリテス」降臨!

いつも応援ありがとうございます、武徳丸です。


いよいよ海水浴編、本番スタート!

男子陣がソワソワしながら待つ中、テントから次々に現れる女子たちの姿。


愛美や萌奈美はもちろん、あの「女神」たちや、さらには「真打ち」まで参戦し、砂浜の視線は釘付けに……。

誰が一番の衝撃をさらっていくのか、その目でお確かめください!


 北海道の海水浴場は、午前中からすでに熱気に包まれていた。


 設置した大型テントの影で、先に着替えを終えた俺たち男子陣は、手持ち無沙汰に砂浜に座り込んでいた。

 皆ちゃんは彼女の小野寺さんを待ってソワソワし、吉川は女子たちの水着姿を想像してか、鼻の下を伸ばして海を眺めている。


 そんな中、ミヤだけはどこか遠い目をしながら、無言でビーチボールに空気を入れていた。

 ポンプの調子が悪いのか、顔を真っ赤にして口で直接吹き込んでいる。

 シュッ、フーーッ! と響く音だけが、妙にシュールだ。



「お待たせー! 楓くん、どうかな?」



 最初にテントから飛び出してきたのは、愛美と萌奈美の姉妹だった。

 その瞬間、吉川から「うおっ!」と野太い歓声が上がる。

 声を上げそうになるのを我慢した皆ちゃん、偉いぞ!


 愛美は白のビキニに、腰には淡いブルーのパレオを巻いている。

 萌奈美も姉に似たデザインだが、よりフレッシュな黄色だ。

 二人とも、その若さ溢れる「果実」が歩くたびに大きく揺れ、周囲の男たちの視線を釘付けにしている。



「楓くん、どう? 似合ってる?」


 愛美がグイグイと距離を詰めてくる。


「……可愛いけど、他の奴らにジロジロ見られるぞ。俺たちから離れるなよ」


 俺が正直な感想を口にすると、愛美は顔を真っ赤にして相好を崩した。


「ウフフ、それって『俺の物だから他の男に見せたくない』的なやつー? 安心して、ちゃんと楓くんのそばにいるから!」


 腕に抱きつこうとしてくる愛美を、俺はするりとかわした。



 一方、萌奈美は少し照れくさそうにムツの元へ歩み寄る。


「ムツさん……どう……ですか?」

「萌奈美ちゃん、とっても可愛いね! でも、りゅーたんの言う通り、僕らの側にいてね」

「はい! ありがとうございます!」


 嬉しそうに微笑む二人を見て、俺は心中で「いい感じだけど中学生だからな!」と自分に言い聞かせた。



 そして、ついに真打ち――「カリテス」の登場だ。


 小野寺ゆきさんは、肩を大胆に出したオフショルダー。

 逢坂さんは洋服感覚で着こなすフリル付きのビキニ。

 藤原さんは露出を抑えつつもスタイルの良さが際立つフレアタイプ。


挿絵(By みてみん)


 三者三様の「女神」のような美しさに、今度は男子全員から感嘆の声が漏れた。



「私だけ見てなさいって言ったでしょ」


 小野寺さんが、彼氏である皆ちゃんの手を引き寄せながら独占欲を見せる。


「ははっ、そりゃそうだ。皆ちゃん、他の子見てたら怒られるぞ」



 そんな中、ずっと黙っていたミヤが、膨らませたビーチボールを砂浜に落とした。

 そして、静寂を切り裂くような大声で叫んだ。



「めちゃくちゃ綺麗です!!」



 その直球すぎる言葉に、逢坂さんがにっこりと微笑む。


「ふふ、ありがとう」


 藤原さんも少し驚いた顔をしてから、豪快に笑った。


「びっくりしたじゃんか! でも、嬉しいよ。ありがとね!」


「……良かったなミヤ。好感触じゃん」


 俺が肩を叩くと、ミヤは「おう……」とだけ返し、顔を真っ赤にして俯いた。

 どうしたんだ、いつもの下ネタはどうした。



 だが、最後に現れた人物が、すべてを持っていった。



「お待たせ。……どうかしら?」



 愛美の母、美沙さんだ。

 サイドが大きく開いたカットアウトのデザインに、ボリュームのある胸元を紐で編み上げたレースアップ・ワンピース。

 大人の色香と、現役モデル顔負けのスタイルが完璧に融合している。


 一言で言うなら、エロい。刺激が強すぎる。

 吉川の親父さんが声を上げながら見惚れていると、すかさず吉川のお母さんにつねられていた。


 歳を感じさせない圧倒的なスタイルとセクシーな水着姿に、あのカリテスたちですら呆然と立ち尽くす。


「綺麗……」

「かなわないわ……」

「オーバースペックすぎるでしょ……」


 女神たちにそう言わしめる美魔女、恐るべし。



「『どうかしら?』じゃないですよ!」


 俺は慌てて自分のバスタオルを美沙さんの肩にかけた。


「周りは高校生なんですから! 刺激が強すぎです! おじさんにだって怒られますよ!」


「そう? パパは喜んでくれるんだけどな」


「はいはい、わかりましたから! ナンパされても知りませんよ!」



 照りつける太陽。

 寄せては返す波の音。

 北海道の短い夏。


 何より、みんなが浮かれているのが「夏」って感じで良いよね!


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


「カリテス」の降臨に、予想外の「美魔女」美沙さんの登場。美女たちに囲まれて、不器用ながらも一生懸命に場を仕切る楓や、直球すぎるミヤの叫びは、どこか懐かしく温かい青春の光景ですね。


もし「美沙さん、スペック高すぎ!」「ミヤの叫び、魂こもりすぎ(笑)」と少しでも思っていただけたら、ぜひ応援をお願いします!


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