妹は私のボケに対して否定しないし私は屈しない。
自己肯定感が低い人にとって「ちがう」や「おかしい」などの否定の言葉は攻撃的に聞こえてしまう場合がありますよね。
妹は元々否定の言葉をあまり使わないのですが、私のボケに対しては特にノリツッコミ(ツッコミなし)で対応してくることが多いです。
猫の戯れあいみたいな穏やかな空気が流れるので好きです。
妹が秋コーデを買いたいとのことで、2人でそれぞれ携帯で検索をかけている状況。
妹『やっぱりカーディガン可愛いなぁ。ねぇ、カーディガンコーデ探してみて。あとさ、今度お姉ちゃん友達と出かけるじゃん?その時に買ってきてくれない?』
私「おけおけ。カーディガンねぇ。やっぱり無難な色がいいの?」
『そうだね。あんまり派手な色だと着合わせとかよく分からないし』
「うーん…じゃあ、これとかどう?(グレーの着物。男性モデル画像)」
『んーーーーーっっとねぇ…最高。』
「お?まじで?」
『もう、まさに理想。』
「やったぁ。完全好み把握したわ」
『でもね、買いに行った時は一応店員さんに聞いてみてほしい』
「え?なんて?」
『これってカーディガンコーデですかね?って』
「え、でもあなたの理想はこれなんでしょ?」
『そう!それは完璧!でもねぇ…いやさ、私の思うカーディガンコーデが一般的には間違ってるかもしれないじゃん?』
「あー、なるほどね。もしかしたら、こんな感じかもしれないもんね(上赤T、下黄色ズボン。男性モデル)」
『うん、そうそう!それも私の好みではあるんだけどね!?あるんだけども!どっちがカーディガンコーデか分からんじゃん??』
「いや、もう大丈夫。あなたの好み完全に把握したから店員さんに聞かなくても大丈夫だわ」
『うん、そうだね、うん、たしかに好みは完全に把握してるけども!じゃあさ、友達に一回聞いてみて?これどんな?って。私のセンスが微妙だからさ』
「あー、なるほどね。でも、服は好きなやつ着た方がいいっていうよ?」
『そうだけどさー。やっぱり年頃の女の子じゃん?周りに合わせるのが仕事っていうかさー』
「わかった。じゃあ、ちゃんと聞いてから買うね」
『ありがとう!!!!ほんっとに任せたからね???』
「うん。大丈夫。任せて」
と、まあ、こんな具合に妹は百面相をしながら私のボケに答えてくれます。
この会話の間で妹がしたのは、眉間にシワを寄せて真剣に考える顔と、アメリカのキャラクターみたいなポップな顔と、あとはまあ、心底安心した顔です。




