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恋の花9
出したり。
入れたり。
それの2度目が終わって、
はだかんぼで
汗だく。
肌に貼りつくひんやりしたシーツ。
心地よいけだるさ。
『お祭りに行こうよ。今から』
お風呂から出て来きて
メロメ君は笑顔でそう言った。
『今日って、どこかでお祭りやってるの?』
『うん。すぐ近くだよ。さあ準備して。
夏は駆け足で通り過ぎるからね。ほらほら。』
本当は浴衣を着たかったけど、実家にしかないから、ちょっとだけオシャレな服を着て、
お出かけをした。
小さな自治会みたいなのが、小さな公園でやるような小さなお祭り。
『お祭りは大好きだなあ。僕は屋台のね、チョコバナナとか、たい焼きとか、虹色のわたあめが大好きなんだよ』
暖色の電球に照らされた
メロメ君に見惚れていた。
『やっぱ甘いモノだよね。暑いし、夏だし。
屋台の衛生状態も曖昧だから、食事みたいなのはナンセンス。ミドリちゃんもそうでしょ?』
『うん。りんご飴が食べたい。』
本当は反対のことを思っていることが、
メロメ君を傷つけてしまわないように
私も、今、りんご飴を好きになった。




