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番外編:恭平の1日の始まり
「恭平〜!いつまで寝てるの!?早く起きなさい!由花ちゃん、もう迎えにきてるわよ!」
「ん〜、あと5分。」
「バカ言ってないでさっさと起きて学校に行きなさい!由花ちゃんごめんね〜。」
「いいんです!いいんです!恭平くんのことなんて、わかりきってますから!」
玄関の方から由花と母ちゃんの話し声が聞こえた。でも由花を待たせるわけにもいかないし起きるか。俺は洗面所に向かった。歯磨きと身支度を終わらせ、由花と一緒に登校した。
「恭平、もっと早く起きなきゃダメだよ〜。」
「ごめんな〜。昨日夜遅くまでゲームしてて、ふぁああ、ねむ。」
「もぉ〜、朝ごはんだって食べてないし〜!体壊すよ?」
「明日は食べるよ。」
まったく由花は俺の母ちゃんなのか?
「うちは恭平のお母さんじゃないんだぞぉ〜!」
俺も思っていたよ。
俺はふと、こんなことを思った。
「そういえば、由花は何で俺の告白オッケーしたんだ?」
「え〜、内緒!」
由花は恥ずかしそうに言った。
「内緒か。なら仕方ないな。」
俺は朝から由花と登校するのが好きだった。この何気ない日々が俺の中では、1番楽しくて、かけがえのないものだったのかもな……
…………ま、しょうがないか。




