十九話
母が帰ってきて、少し安心感を得た。その日はすぐに寝たことが記憶にある。
翌日学校にいつもより少し早くいくと、ぷーちといーこが私の周りの机をくっつけて何やら話し合っていた。
「おはよう」
いつもより低いトーンでそう言って、二人を見ると二人とも窓から差し込む朝日よりもキラキラしていた。私たちは学校に朝来る時間が最近はとても早いため、教室は貸し切り状態ということが多々ある。今日もそうだ。
「どうぞどうぞ」
いーこがやけにニヤニヤしながら、早く座るよう促してきた。
「今これ何にしてるの」
私が聞くと。いーこは、「フッ」と笑い。
「見たらわかるでしょう、作戦会議ですよ。」
いーこが言うと、ぷーちも続けて
「ええ、そうです、日本の命運を左右する・・・いや嘘左右はしない、けど私の青春を左右する。大事な作戦会議です」
ふざけているんだろうけど、やけに真剣だったのでもう少しこのノリに付き合うことにした。私がスクールバッグを置くとぷーちが咳ばらいをし、話始めた。
「いーこ君説明したまえ」
いーこが静かにうなずき、いーこが話始めた。
「あのさ、一昨日さぷーちが言ってた塾の人いるじゃん。えと、いちいち、この名前で言うのめんどくさいな、名前が堺って言うんだけど、その子がほかの女子からも大人気らしいんだけど、堺君がほかの女子に取られる前に告白しようってわけでその作戦会議してるの」
私はその話を聞いてうなずきながら
「善は急げっていうもんね」
と一言、今の私にはそれしかいうことができなかった。
「それでさ、いーこ、やっぱり・・・」
ここからの会話はすべて鳥の鳴き声にしか聞こえてこなかった。結局ぷーちは堺君の連作先を知っているので、少し早めに塾に呼び出すことにしたらしい。前までの私だったら、素直に「がんばれ」って言えてたのだろうか。今日はやけにその一言が重くて言えなかった。
最近やることが片付いてきました。ほんとは7月ぐらいに終わるかなと思ってだらだらと書き始めたこの作品ですが、終わりそうにないです。(先を読む能力が皆無なので将棋とか弱いです、この作品は7月ぐらいに終わると思って書き始めていてその先の作品のことも考えていたからできれば早めに書きあがりたい。)なのでしばらく畳みかけるように投稿するかもしれません。
( ^ω^)・・・やっぱり、わかりません。もう少し作品としては続くつもりですので、できれば応援よろしくお願いします。




