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閑話休題・キャラクターの簡易設定など③

この辺りでキャラクターの設定や世界の名称などおさらいしておいた方がいいのではないか? と友人より指摘を受けたのでここより数話を使い簡単に説明をしていきたいと思います。


シナリオの続きを楽しみにしてくださっていた方、申し訳ありません。

設定を見ていただくことで少しは世界観が分かりやすくなるのではないかと思いますので、どうぞ暫くはよろしくお願いいたします。

・ルドルフ=ミッツァー

アスタルス=オーグ=シュバリオンに仕える謎の老紳士。

白い髪をオールバックにし、常に燕尾服とハットに身を包む初老の男性だが、その眼孔から見た目通りの年齢を感じさせることはない。

アスタルスが姿を隠していた時期には王位奪還のため資金集めから諜報活動まで幅広くこなしていた。

王位奪還後はアスタルスの護衛や他国との友好の為に活動している。


さくらが《異空の指輪》を入手する前より指輪の存在を調べ上げておりアリス達のパーティが《錯乱の洞穴》の攻略に挑む事を知るとその動向を追っていた。

入手したのがさくらであり、更にさくらの能力の高さに目をつけ「依頼」という形で接近しアスタルスの為に利用することを思いつく。

アスタルスの為ならばどのような犠牲も厭わないが、だからと言って悪人という訳ではなく、何を一番に考えているかの違いである。

アスタルスに王位が返還されることで世界の安寧に繋がると本気で考えておりその為にさくら達の力は必要だと考えているが、それ以上にさくらという人物に興味を持っており彼女とアスタルスが関わる事で世界がどう動くのか、アスタルスがどう変わるのかという事を楽しみにしている。


戦闘能力も高く、ドラゴン(アストラル体)に気付かれずアイテムを盗み出すなど人の域を離れた技を持つが面と向かっての戦闘はやや不得意。

それでも上級冒険者を軽くいなせる実力はあり、自分の有利な場面に持ち込むという神業を事もなく成し遂げる。

不意を衝くという戦闘方法なら《調査官》とでさえ互角に戦う事が可能。


そして重度のレアアイテムマニアでもある。



・アスタルス=オーグ=シュバリオン(アスタルス=アーク=シュバリオン)

金の髪、青い瞳を持つ絶世の美少年。一部からは「キリンダニアの魔女」とも呼ばれている。

幼さよりも美しさを強く感じさせる姿はまだ10歳にも満たないとは思えない程。

アレクス=オーグ=シュバリオンの第四皇子という立場だったが、実際はアレクスの義理の兄であり前国王であるオウギュスト=アーク=シュバリオンの実子である。

母は城でメイドをしていたが、ある日オウギュストの計画の為アスタルスを身ごもりキリンダニアと呼ばれる地方に身を隠した。

その後は計画を遂行する年齢までアレクスの私兵に守られ成長した。


戦闘能力は皆無だが大人顔負けの優秀な頭脳を持ち判断力にも優れる。優しいだけの王では国は守れないという事を幼くして理解しており非情な選択を下すことも厭わない。

《赤の大陸アニメール》解放戦では獣の王ガルシュムが行なおうとした非人道的な行為を逆手に取り、戦争の大義名分を作り出し《聖女》と時期アニメール大陸の女王となるロレッタによる共同戦線によってその王位を略奪させ平定させるなど自国の為ならば他者を利用するなどとても子供とは思えないような策謀を巡らせる。

しかし、ただ非情なだけではなく、ロレッタに手を貸したのは彼女の生い立ちに自分自身を重ね同情した事に端を発し、人としての温かさも同時に兼ね備えている。

アレクス曰く「王の完成系」と言われるほどの才能の塊である。


実は少年ではなく少女。

護衛を務めるベルディの術によりやや男性的に見せているが、本当はスカートやブローチに多少の興味を持つ少女である。

そして師ともいえるルドルフと同じように極度のレアアイテムマニアで、さくらの《異空の指輪》の内部に収納されたルドルフを本気で羨ましいと感じている。


その身体にひとつだけ神話級の装備を持っているがその詳細は不明。



・アレクス=オーグ=シュバリオン(アーク)

シュバリオン王国の35代国王。

金の髪を短く刈り、好青年のように見えるがその年は既に40代近い。

自作自演のクーデターによりアスタルスに王位を返還する為に命を落としたように見せかけさくら商店で働いていた。

元々は辺境の地を治める貴族の家に生まれたが、姉がオウギュストに見初められ城に嫁ぐと彼もオウギュストに気に入られ本当の弟のようにかわいがられる。

しかし姉と甥が流行り病で命を落とすと、失意のオウギュストから王位を譲り受け彼の子供が成長し帰るまで臨時の国王として国を治めることとなる。

そして自らの実の息子たちの思惑を利用しクーデターに乗じてアスタルスに王位を返還した。

その後は無事王位継承の儀を終え、さくら商店から旅立ち見習い商人として活躍している。

また、他国で知り得た情報などをアスタルスに知らせるなど彼なりにアスタルスを想っているようだ。


戦闘に関しては魔法こそ使えないが剣技はかなりのレベルで上級冒険者にも引けを取らない。

また相手の意思を汲み、宥め、納得させるという特技を持つが、冒険者登録をした際にレアスキルを覚えていたことが判明し商人の武器として使っている。

彼の妻は王位継承後に見せしめによる暗殺によって命を落とし、三人の息子はそのことが原因で《王位》に歪んだ執着を見せる様になってしまった。


また彼自身《魔力欠乏症》と呼ばれる病を持っており、特殊なアイテムなしでは生きることができないが、旅立ちの前にアスタルスから送られた装備によって失われる魔力を補充し生きながらえている。

またさくら商店にいる間は《聖女》によって魔力の供給を受けて生活しており、その事はさくら達も知らなかった。

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