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閑話休題・キャラクターの簡易設定など①

おはようございます。


先日の騒動の片付けなどで、結局土日は時間が取れませんでした。

申し訳ありません!


そこで簡易ではありますが、主人公周りのキャラクターの設定を投稿させていただきたいと思います。

現在番外編を書いている最中ではありますが、更に番外編……という事でお許しいただければと!


どうぞよろしくお願いいたします!

・サクラ=ハナオウギ(花扇さくら)

 現実世界では異常な程に病弱で、太陽の光に当たるだけで体調を崩していた。また過度の温度変化にも弱く、季節の変わり目には冗談ではなく何度も何度も死にかけては集中治療室に運び込まれていた。

 長期間の入院生活(正確には生まれてからの9割以上)で精神的にも肉体的にも生きる気力を失っていたが、異世界転生というジャンルと出会ったことで現実世界の辛さを忘れ死んだ後の世界に望みをかける事となる。

 趣味はゲームやアニメ、漫画といったサブカルチャー的な分野に特化しているが、これは外に出られないさくらにとっては唯一まともに楽しめる趣味である、

 彼女は花扇財閥に名を連ねる正真正銘のお嬢様で、長年の入院生活中も金銭に困らなかったのはそれが理由である。

 現実世界での寿命が尽きた後、心のどこかであり得ないと思っていた異世界転生を果たし、超常の存在により「鋼の肉体」と「健康な精神」を授かり異世界での生活を満喫している。

 適正職はなく、たまたま知り合ったミリアナの影響で商人を目指す。

 冒険者登録の際に固有スキルとして「異界商店」を取得し、ダンジョン内で商売を始めることになる。

 容姿は小柄で女性としては幼く見えるがこの世界では珍しい銀の髪を持つ。

 性格は基本的には情に厚いが独特の感性を持ち合わせており、決してただ優しいだけという訳ではない。

 そこには現実世界で幾度も死を体験した彼女なりの考え方があるようだ。

 本来の彼女は人見知りで家族以外とはまともに喋る事すらできなかったが、転生時に超常の存在よりスキルを授かる際に手違いがあり、今のような奔放な性格へと変貌している。

 この状態は常にデバフを受けているのと変わらないが、本来の性格を考えるとバフにもなりうる為に聖女からも解除されず放置されている。

 そのお陰かややアッパー調整気味で、バーサーカー染みた部分も垣間見せる。 

 数々の有能な装備品を持つせいか、店を構えるまでは何度も装備品目当ての荒くれ者に襲われているが、誰もかれも格下ばかりの為か難なく撃退している。


 冒険者としての能力はかなり低く特殊なスキルと装備の力があって初めて上級冒険者と肩を並べる事が出来るが、パスティ、マリアやシルヴィア等の戦闘能力に特化した上級冒険者と本気で対峙すれば秒殺される。

 あくまで商人としては破格の力をもっているが、武術や剣術、魔法に秀でている訳ではないので力でごり押しする以外の戦い方はできない。

 ただし、それでも商人としては破格の戦闘能力であり、装備品のお陰でアンデッド特攻能力も持ち上級冒険者から一目置かれている。

 またドラゴンから魔眼を貰い受けたことで魔力の流れを理解、分析、固定する術を手に入れ、ダンジョン内へと自身のスキル能力を固定し、多数の扉を出現させることで「異界商店」へと繋げることに成功している。

 アイテムとの縁があるのか強運の持ち主で、転生後すぐに神話級装備、伝説級装備を次々と手に入れている。

 異世界では当たり前とされている魔力を持たず、魔力を消費する代わりに体力を消費しているが、彼女のスキルには魔力を消費する物が殆どない為何の問題もない(一部例外はあり)

 

 「超常の存在」とは何かしらの縁があるようだが、容姿が似ているという点以外では何もわかっていない。

 マルカスのさくら商店襲撃時には初めて「殺意」を明確に表し、結果的には彼が命を落とす原因となったが本人は何も感じていない。

 


・アリス=ハルムスト

 さくらが転生して一番初めに出会った冒険者パーティのひとり。

 「異界の指輪」を求めて本来であれば入る事すら難しい「錯乱の洞穴」へとやってきていたが、さくらがたまたま最初に手に入れてしまっていた事でパーティリーダーとさくらの間で諍い(さくらは一方的に巻き込まれただけ)に加担する形でさくらへと魔法を放つもあっけなく無効化される。

 その後は命からがら逃げだし錯乱した仲間を引き連れて生まれ故郷の村へと逃げ帰った。その際「精神異常耐性」の低かった他の4人のパーティメンバーは次々と精神錯乱を起こし廃人になってしまった。

 そしてアリス自身も精神に異常をきたしたが、下手に耐性があったため感情のまま行動しさくらへと復讐を行うも捕縛され、以降はさくら商店の店員として雇われ働いている。

 彼女のパーティがさくらを襲ったのはダンジョンのギミックもあっての事で、私財をなげうってまで準備してきたダンジョン攻略が意味を失くしたことによる精神負荷が彼女達を異常行動に走らせている。

 年齢は若いが上級冒険者のひとりで、ユニークスキルを所持し魔法に関しては上級冒険者である「鮮血のアムネア」からも密かにその能力を買われている。

 また異常な程の魔力感知、操作能力を持ち、本来であれば感知できないような魔力変化をも感知することができるが、本人はそれが異常な事だとは気が付いていない。

 その能力は「聖女」に匹敵するが、その他の能力では遠く及ばない。

 火、水、土、風など多彩な魔法を使用するが得意なのは火属性。魔剣ディスペンザーを装備することで属性に拘らない特殊な「魔法斬撃」を使用することが可能となり、その威力は調整をミスすれば大きく大地を穿つほどの威力を誇る。ディスペンザー曰く、元の持ち主であるマルカスよりもずっと相性が良く、マルカスが使用する際には魔力のチャージが必要だったがその必要がない為に他の戦い方で時間稼ぎをする必要性がない。


 誰に対しても丁寧で、接客も評判がいい。元冒険者という立ち位置から冒険者に対して少し甘い部分もあるが、どういう訳かその甘さが裏目に出ることはない。

 容姿は金髪をポニーテールにして纏め、さくらよりも年上だけあってプロポーションも大人の女性と言って差し支えない。身長もさくらよりも10cm程高い。

 性格的には冷静だが仲間意識が非常に強く物静かなわけでもない。丁寧な口調は本来のもの。

 口には出さないが心の中では意外と思い悩むことが多く感情の起伏も激しい。だがこれは実は「錯乱の洞穴」での精神異常の効果が継続している状態であり、本来はもっと落ち着いた女性である。

 自分自身が今を楽しく過ごしていることについて仲間達に負い目があるのか、あえて故郷の事を考えないようにしていたがとあるアイテムを買い取ったことにより故郷に居る仲間を救うべく、さくらより休暇を貰い帰省する。

 さくらに対しては仲間や雇い主以上の感情があるようだが、それが一体何を意味するものなのかは本人にもわかっていない。



・ミリアナ=ロックス

 とある村で道具屋を営む少女。年齢はさくらよりも幼い14歳だが、小さな頃からずっと両親の手伝いをしていた事もあって商売の事は一通り何でもこなせる。

 最高レベルの「鑑定スキル」を所持しており、その鑑定料金は破格の金貨一枚。最近ではその噂が遠く首都シュバリオンまで広がったのか、ロストホース商会の輸送便で彼女宛の依頼が山ほど届き困惑している。

 さくらがこの世界にやってきて一番初めに出会った「まとも」な人物で、両親が事故死しそのどさくさで悪徳商人グループに店を奪われ家なき子になっていた。

 さくらが「調査官」の手を借りることで無事に店を取り戻してからは順調に経営を続けている。

 彼女が店を奪われた際、村人が誰も彼女を助けなかったのは、ミリアナ側から断っていたのが原因であり、自身を助けることで他の人達へ危害が及ぶことを心配した彼女なりの配慮である。

 調査官ミノスとは数年前、盗賊に襲われた際に助けられた事が縁となり顔見知りになっているようで、度々手紙が届いているようだ。

 実は彼女はシュバリオン王都に商店を構えるファスフィール商会会長の孫娘である。

 祖父である会長は一人娘亡き後にミリアナの身を案じ、知己である調査官ミノスに依頼し孫娘の様子を探って貰っていた事が今回の事件の解決への布石となった。

 ミリアナの店が繁盛し始めたのも全てはファスフィール商会の宣伝のお陰でもある。

 

 容姿はさくらよりも少し小さく、赤い髪を肩口で切り揃えている。

 性格は明るく明朗だが、余りにも衝撃的な事があると気を失う事があり、さくらからはいつ心停止してしまうか不安だと心配されている。

 

 

・パスティー=ドーント

 本来は「パスティー」だがマスター・シリウスからは何故か「パスティ」と呼ばれているため、さくら達からも同じように呼ばれている。

 冒険者ギルドの受付嬢をしているが、本来は冒険者ギルドが抱える秘密組織「漆黒の花園(サイレントガーデン)」の一員で「月下美人」というコードネームを持っており、とある団員からは「女王」と呼ばれていた。

 戦闘スタイルは短剣による超近接戦闘で、その剣戟は懐に入られてしまうと凌ぎきる事の出来る人間はいないと言われるほどの実力を持っている。

 円を描くような動き、短剣の軌道からその見た目と相まって強烈な美しさを印象に残すが、彼女の纏う漆黒の軽装鎧には認識阻害の効果がかかっており素性がバレることはない。

 彼女を認識できるのは相当の実力者か、さくらやアリスのような魔力感知に優れた人間のみである。

 眼鏡は伊達であり、何らかの魔眼を封じているようである。

 

 容姿は金髪をボブカットにまとめ眼鏡をかけている。全体的に豊満な身体つきをしているが、鮮血のアムネアのような規格外の存在がいる為に常識の範疇だと思われる。

 性格も当初さくらは「キツそう」と感じていたが、大人の女性らしく冷静で幅広い目線を持っている。

 その実、やや好奇心旺盛で子供っぽいところもあり、異界の指輪の空間収納に手を伸ばしてしまった結果その中に収納されるというミスを犯している。

 マスター・シリウスとは親類関係のような付き合いがあるようだが、その理由は身寄りのなかった彼女を保護し育てたのは他ならぬ彼であるため。

 幼い頃から「アイテムリンカー」の話を聞いて育ってきた結果さくらに対してその可能性を見ている数少ない人物のひとりでもある。

 現国王アスタルスの腹心であるルドルフとは極秘裏に面識があり、王位継承クーデター事件での混乱を避けるために事前にマスター・シリウスと彼の仲介役を務めた。

 またその際にルドルフが伝説的な冒険者であったとある男性だと気が付いているが、さくらの商売相手として有効な関係を築いている間は口出しをしない事にしている。

 

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