表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/10

さよならの日

次の日、エルダー様がお屋敷にお帰りになる日です。

エルダー様とアリアはエルダーの部屋で話しておりました。

「アリア嬢、楽しかったですよ。また機会があったらぜひお目にかかりたいと思います。」

「ふん、望むところだわ。」

「はは、女性にそんなことを言われたのは初めてですよ。あなたは本当に・・・」

「なによ。」

「風変わりですね。」

「な、なんですってー!?」

「あははははは。」


あなたは本当に可愛い人ですね_________


「さぁそろそろ出発の時間です。お見送りしていただけますか?」

「まぁそれくらいいいわよ。」

エルダーはにっこり笑って立ち上がりました。

「お手をどうぞ。」

エルダーの手をとろうか迷いましたがアリアは結局エルダーに手を伸ばしました。

するとがしっとつかまれ強い力でひっぱられました。

アリアは前のめりになってエルダーにぶつかってしまいましたがエルダーは優しくアリアを受け止めました。

「何をするのよ!」

アリアがそういうや否やアリアを抱き締めました。

え・・・・!?ちょと、え!?

「あなたを手放すのが惜しいですよ。」

「エ、エルダー・・・・・?」

エルダーが自分の頭の上ではっと息をのむのが分かりました。

「やっと俺の名前呼んでくれましたね。」

アリアを話しながらエルダーが嬉しそうに言うのでアリアは少し恥ずかしくなりました。

「べ、別に今まで呼ぶ機会がなかっただけよ。」

「そうですか。」

それでもエルダーはとても嬉しそうでした。


それから荷物を馬車に詰め込み、アレックスとファリアがしきりにエルダーに挨拶をしました。

アリアはそんな両親をあきれ顔で見ると、それをエルダーに見られクスと笑われたことに赤面しました。

「アリア嬢、今度はぜひ我が屋敷にきてください。私の屋敷の庭にはたくさんの種類の花がありますから。」

「そうね。まぁ暇になったらお尋ねするわ。」

「お待ちしておりますよ。それではまた。」

そう言ってエルダーは帰って行きました。

アリアはエルダーの乗った馬車が小さくなるまで見ていました。

そうして屋敷に戻ると一通の封筒が来ていました。

「なにかしらこれ・・・・・。」

宛名はアリアになっていて、差出人は分からないものでした。

封を切って文を読んだアリアは驚き手紙を落としてしまいました。



もうすぐ会いにいく___________

私エルダー好きすぎですね 笑

結構好みなのは私だけでしょうかね?笑

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ