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LETHAL -俺だけが見える勝利の一手-  作者: 龍崎
第2章 RAVEN’S NEST加入・大型大会編

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第7話 決定

神谷蓮との電話を終えた鷹宮蓮司は、数秒ほどスマホを見つめたあと、すぐにRAVEN’S NESTのチームグループを開いた。


そして一言だけ送る。


【鷹宮】

『神谷蓮、加入決定』


送信。


次の瞬間。


【ひまり】

『!?!?!?!?』


【雨宮】

『うおおおおおおおおお!!』


【真田】

『早かったな』


【藤堂】

『本当に獲れたんですね』


【相沢】

『マジですか!?』


一気に通知が流れる。


鷹宮は苦笑した。


するとすぐに黒崎から返信が来る。


【黒崎】

『そうか』


【黒崎】

『なら良かった』


相変わらず短い。


しかし評価の高さは全員知っている。


その直後。


【九条】

『いつ来る?』


鷹宮が笑う。


予想通りの反応だった。


【鷹宮】

『まずは契約』


【鷹宮】

『今週末に保護者同席で話をする』


【九条】

『なるほど』


【九条】

『終わったら対戦頼む』


【ひまり】

『早すぎ』


【真田】

『まだ入ってないぞ』


【九条】

『加入決定なんだろ?』


【鷹宮】

『まあそうだな』


【九条】

『なら問題ない』


【ひまり】

『ある』


グループが少し盛り上がる。


その時。


普段あまり発言しない相沢レンがメッセージを送った。


【相沢】

『同い年ですよね』


【雨宮】

『そうだな』


【相沢】

『めちゃくちゃ緊張するんですけど』


【ひまり】

『分かる』


【真田】

『なんでお前らが緊張してるんだ』


【ひまり】

『だって大会見た?』


【ひまり】

『普通に怖かったんだけど』


【雨宮】

『分かる』


【雨宮】

『学習速度おかしいですよね』


【黒崎】

『おかしい』


レジェンドが認めた。


一瞬で説得力が増す。


【ひまり】

『黒崎さんが言うと怖い』


【真田】

『それな』


すると今度は藤堂が発言する。


【藤堂】

『配信どうするんですか?』


【鷹宮】

『そこも相談だな』


【鷹宮】

『本人は競技優先タイプだと思う』


【ひまり】

『でしょうね』


【雨宮】

『見た感じそうでした』


【九条】

『問題ない』


【九条】

『強ければいい』


【ひまり】

『脳筋発言』


【九条】

『事実だろ』


【真田】

『否定できん』


再び笑いが起こる。


しばらく通知を眺めていた鷹宮は、ふと一通のメッセージを送った。


【鷹宮】

『一つ言っておく』


全員の動きが止まる。


【鷹宮】

『神谷蓮は新人だ』


【鷹宮】

『だが特別扱いするつもりもない』


【鷹宮】

『本人も望まないだろう』


すぐに返信が来る。


【黒崎】

『当然だ』


【真田】

『問題ない』


【藤堂】

『了解です』


【雨宮】

『むしろ普通が良いと思います』


【ひまり】

『賛成』


最後に。


【九条】

『じゃあ遠慮なくやるか』


【ひまり】

『一番危険な人がいる』


【真田】

『新人が逃げるぞ』


【九条】

『逃げないだろ』


その言葉にグループが静かになる。


そして。


【黒崎】

『逃げないな』


【鷹宮】

『逃げないだろうな』


誰も否定しなかった。


大会映像を見た者。


実際に戦った者。


話した者。


全員が同じ結論に辿り着いている。


神谷蓮は逃げるタイプではない。


むしろ強い相手がいる場所へ自分から向かう人間だ。


そんな期待を抱きながら、RAVEN’S NESTのメンバーたちは週末の初対面を待つのだった。

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