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LETHAL -俺だけが見える勝利の一手-  作者: 龍崎
第四章 プロリーグ開幕編

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第9話 Division S 第二試合

開幕戦の熱気が残る中、実況席の朝倉が声を張り上げる。


「続いて行われるDivision S第二試合はこちらです!」


大型モニターに対戦カードが映し出された。


VALOR EDGE


VS


CRIMSON


『きたああああ!!』


『これも面白そう!』


『頭脳派対超攻撃型!』


『絶対荒れるだろ!』


会場から歓声が上がる。


「非常に対照的なチーム同士ですね」


村瀬が頷く。


「VALOR EDGEは研究と対策を重視するチーム。一方のCRIMSONは攻め続けるスタイルで知られています」


そして両チームの出場オーダーが発表される。


VALOR EDGE


先鋒 篠崎湊


中堅 三雲遼


大将 真壁悠人


控え 城戸隼


CRIMSON


先鋒 黒木悠斗


中堅 剣持隼人


大将 鬼塚大和


控え 相馬迅


『鬼塚大将!』


『真壁とのエース対決あるぞ!』


『先鋒から楽しみ!』


選手たちがステージへ向かう。


先鋒戦。


篠崎湊。


黒木悠斗。


新人同士の対決だった。


試合開始直後から黒木が襲いかかる。


前へ前へ出る。


止まらない。


CRIMSONらしい猛攻。


しかし篠崎は冷静だった。


徹底的に対策された動き。


無駄のない防御。


黒木の癖を見抜き反撃を重ねていく。


一本目。


篠崎。


二本目。


黒木。


勝負は最終戦へ。


そして最後。


残り体力僅かの状況で篠崎が完璧な差し返しを決める。


KO。


「先鋒戦はVALOR EDGE!」


VALOR EDGE 10-0 CRIMSON


『うまっ!』


『研究量えぐい!』


『でも黒木も良かった!』


会場が盛り上がる中、中堅戦が始まる。


三雲遼。


剣持隼人。


両者とも攻撃的なプレイヤー。


開始から激しい殴り合いになる。


会場は大歓声。


コンボ。


コンボ。


さらにコンボ。


互いに譲らない。


フルセットの末、最後に勝ち切ったのは剣持だった。


「CRIMSON取り返した!!」


VALOR EDGE 10-10 CRIMSON


『うおおおお!!』


『これで大将戦!!』


『鬼塚きたあああ!』


会場のボルテージがさらに上がる。


大型モニターに映る二人の名前。


真壁悠人。


鬼塚大和。


両チームのエース。


勝敗を決める大将戦が始まろうとしていた。

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