プロローグ 爆破オチがサイテーなら爆破スタートは最高!?
「そこだ!掘って!もっと!もっとぉ!」
ランク2ダンジョンのボスのオークが1m強の大岩に苛烈な攻撃を仕掛けている。
そして俺がボスを応援している。
もちろんその大岩とは新しい仲魔ニトロック。
こんな状況にも理由あり。
ニトロックのスキル『自爆』が特殊すぎた。
まあこれで普通のスキルなわけないが。
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『自爆』
HPが半分になると自動で発動
自身のHPを0にして、周囲に衝撃波をまき散らす
威力はHP量と防御力を参照
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結構やっかいなスキルなのだ。
まず自動発動する時点でもう話が違う。
サイバイマンとボンバーマンぐらい違う。
せめて爆破するかどうかは決めさせてくれよ。
もはやただの爆弾じゃねーか。
そっこくタンクしっかく。イェエ
ただHPも防御力も高いため威力は期待大。
今回はどれほどの威力かを調べあわよくばこのダンジョンをクリアしよう。
何ならできるっしょ、爆弾キャラの取り柄なんてそのくらいだし。
そう思って俺は今ボス戦をしている。
ニトロックは大丈夫かって?
心配ない彼(?)にはこのスキルがある。
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『こ耐える』
HPが0になるとき1/10の確率でHP1で耐えられる
幸運系のステータスによって確率は上がる
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彼はこの戦いを生きて帰れるのだ。
10回のうちに1回。
メタ的に考えても大丈夫なはず。
タイトルにもなってたし。
それに、もし失敗してもランク2以上のダンジョンは普通に逃げてかえれる。
お前の犠牲者は無駄にしないぞ、ニトロック。
そうしてるうちにその時がきた。
「ゴッ、、ゴォーーーー」
[ドッカーン]
「ブヒーーー」
「えっ!こっちにまでくんのかよ、いっってーー」
草原に三者三様の悲鳴があがった。
いや、一者一石一piggといった方が正しいか。
「ふう何とか3人とも無事か、、すごい奇跡だな!」
「ゴー!」
「ブヒッ!」
俺ら三人は互いの無事を祝いあい命に感謝した。
10分の1で生きるってなんだよ!
サイコロより低いじゃないか!
人の命でくじ引きすんな!!
普通に人と豚に爆発は酷だって。
下手したら死んじゃうって。
何とかみんな無事でよかった。
「違う、違う、今めっちゃピンチじゃん俺」
「ブ!ブフォーー!!」
「やっべ、とりあえず『送還』」
種も仕掛けもない俺たちは何とかにげだした。
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「で、わたしのところににきたと」
「はい」
やっとの思いでダンジョンを抜け出せた俺はHPがやばいので医務室にいき今までの経緯をそのまま女医に伝えた。
「あははっ、いきなりボスに試すとか君なかなか冒険者してるねぇ」
「夢だったので」
「ブッ、ふふふふふ、ふぅ、とりあえず君に言いたいことが山ほどある。」
「最初に、仲魔の命を一番に考えなきゃいけない」
「勝たなきゃいけないわけじゃない」
「死ななきゃいいのさ」
「最後に、自分の命を一番に考えなきゃいけない」
「勝たなきゃいけないわけじゃない」
「死ななきゃいいのさ」
山ほどって、結局二つしかないじゃん、
それにほとんど同じこといってるし。
何なら矛盾してるし。
「まぁとにかく私が言いたいのはいわゆる『作戦:安全第一』ってことさ」
「それを言うなら『作戦:いのちだいじに』でしょ、どこの工事現場ですか」
「仲魔を頼っているようでは冒険者として3流」
「いやそれ以下の2流さ」
「仲魔に頼られて初て4流になれるのだよ」
「さっきまでの話関係ないじゃん」
「あと〇流は少ないほうが上なんだよ増えてどうする」
女医はまた笑い出した。
「いやぁ~、ごめんごめん」
「ひさびさにからかいがいのある後輩だったから、ついふざけちゃたよ」
「まぁちゃんとしたアドバイスをするなら君、足りないんだよ、愛が」
「愛?」
「ああ、まだ仲魔を大切にしきれていない」
「だいたい仲間爆破しちゃだめでしょ」
「やってみたらどうだい、ランクアップ?」
プロローグは内容控えめです
読み飛ばされやすいので、、
待てよじゃあもっとふざけてもよくね
次回プロローグ「もはや内容などないよう」




