~あんじー、今ごろ思う、気づく~
~王都から日帰りで家に帰ってきたプロット一家~
あんじーはお気に入りの1階のリビングの自分の椅子に行儀悪くも足ごと座り、そこから見える月を眺めながら、(シャコシャコ)と歯磨きをしていた。
(さっぱりミント味はあんじーのお気に入りで、ファレノプシスから流行りだし、今では王都でも大流行となっている。貴族から始まり平民の間でも特に夫婦、カップル間で流行りの歯磨き粉で歯磨きをするのがエチケットとして流行りだしたのだ。エテの高収入源になっていたw)
(お月様はいつも変わらずそこにあるなぁ〜)
あんじーはこの世界で目覚めてからというもの、前世の知識等はあったがあまり深く思い出す事もなく、今のこの不思議な魔法のある世界が珍しくて楽しくて夢中になっていた事に今さらながら気づいた。
(あ〜あたし多分、雨宮 結衣としての意識が強くて、小さくて幼かったあんじーは雨宮 結衣に引きずり回されていた感じだったのかも。。。
今日、お母さん、お父さん、おばあちゃんと一緒にお出かけして、なんていうか、身体の奥底?精神の奥底?から、嬉しいや楽しい、もっと一緒に居たいって気持ちが溢れてきて止まらなかったなぁ〜)
〈シャコシャコシャコ〉
(あたしはアンジー・プロットなのに、おそらく雨宮 結衣としての好奇心が強くて、本来のあんじーを抑えてしまってたのかなぁ〜)
あんじーは、歯磨きを終えても、そのまま椅子に戻り月を眺めていた。
《あんじー、どうしたの?》
「スカイ、今日ね、とっても楽しかったの〜」
《うん。とっても楽しそうだったよ? でも、今は少し考えこんでる???》
「うーん、、、お母さんとお父さんとおばあちゃんと、もっともっとこんな風に過ごしたい、って思うのは、、、こんな時に良くない事???かなぁ?」
あんじーは、言いにくそうにそう言った。
《良くない事じゃないよ!あんじーは、今までもいっぱい頑張ってくれてるんだから、それくらいぜんぜん望んで良いんだよ!》
その時、あんじーは後ろからガバッと抱きしめられた。
「えっ??? お母さん?」
「あんじー、お母さんもとても楽しかった。」
2人を更に抱き締める腕が
「お父さんも楽しかったぞ!また、みんなで行こうな!王都だけじゃなくて、あんじーのガーディアンとしての仕事が入ってない時には、4人で今度は小旅行でも行こう!」
「えっ!ほんと〜お父さん!うれしい〜」
あんじーは心の底から、嬉しいと感じていた。
ほぼこの時に、あんじーと結衣は1つに重なったのかもしれない。。。
~一方、エテさんは、ほろ酔い気分でワインを飲みながら月を眺めていた。
(今日のお月様は格別に綺麗じゃの!)
暑くて、少しペースが落ちてきてます。
いつも読んで頂いてありがとうございます!(´▽`)
感謝(ㅅ´ ˘ `)してます!




