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夢見る夢子ちゃん!!!現実になる???  作者: みや
第1章 はじまりのはじまり
112/139

~あら、あら?ここも?~

~ルイ、ユーリシア、マーベルは王都の1番賑やかな通りまでゆっくりと歩いた。

用事もなく3人でぶらぶら歩いたのは初めてだった。

途中、目に付いたお店に寄りながら。


「お腹空いたな、たしかこの辺りに『バッカスの胃袋』があったと思うんだ。冒険者仲間が前に美味しいって言ってたから、そこでお昼にしないか?」

「やった〜」

「賛成〜」


しばらくすると、お肉の焼けた様な料理の美味しそうな匂いがしてきた。

『バッカスの胃袋』の看板が見えてきた。


「あっ、あった!空いてると良いな~」


【⠀カランコローン】ドアを開けると、開く音が響いた。


「すみませーん、今少し満員なんですよ〜」

ずいぶん賑わってる店内を忙しそうに歩き回ってた女性が、申し訳なさそうに謝ってきた。

「そうですか、わかりました」


ルイはそう言って、お店を出ていこうとすると、店員さんが

「このお店の姉妹店で『バッカスの小袋』が近くにあるんですが、そこならまだ満員になってないと思うんです〜

このお店の人気メニューとあと軽食も置いてます。」

「そうなんですね!ありがとうございます。お肉料理は置いてますか?」

一瞬、店員さんは目を丸くさせたが、にっこりと笑い

「ええ、もちろん。うちの人気メニューですからね」

と答えた。

「良かった、行きます。場所はどの辺りになりますか?」

「すみません。ありがとうございます~。この通りのもう1つ向こうです。スグに解りますよ」

「ありがとうございました」

ルイは丁寧に頭を下げて、後ろで2人のやり取りを気にしている、妹達に振り返った。


「ここは満員だけど、近くに姉妹店があるんだって。肉料理もあるっていうし、そこにしようか?」

「うん!」

「さんせーい!」


『小袋』はスグに解った。同じ様に美味しそうな薫りがしてきたし、何よりも看板が『胃袋』を一回り小さくさせた看板だった。

【⠀カランコローン】

扉を開けると、店内は『胃袋』よりはこじんまりしていたが、それなりに賑わっていた。

「いらっしゃいませ〜」

女性の店員さんに声をかけられ、3人はテーブルに案内された。


3人がテーブルにつくと。店員さんがメニュー表を持ってやってきた。


「初めてですか?」

「はい。『胃袋』の方が満員で、そこの店員さんに此処を教えて貰いました」

「そうなんですね。ありがとうございます~。」

「では、わかり易くメニューを説明致しますと、この『胃袋定食セット~お肉編~』というのは、バッカスの胃袋で人気のお肉料理の3種盛りです。『胃袋定食セット~お魚編~』は同じく胃袋の人気魚メニューです。そして、『胃袋定食セット~ミックス編~』は少しお値段高いのですが、胃袋で人気メニューの肉と魚が両方食べれます。

初めての方はこの3種類からがオススメになってますよぉー」

ルイ達は真剣に店員さんの説明を聞いていた。


「マーベルは、お肉編が良い!!!」

マーベルが目をキラキラさせてそう言った。

「ん?ミックス編じゃなくて良いのか?俺はミックス編にしようかと思ってるけど?肉も魚も食べれるよ?」

「んーん!お肉編がいい〜!」

「あたしもミックス食べてみたいかな〜、お魚編も気になるけど、、、」

「じゃぁ、ユーリシアもミックス編にしよう!今度来た時にお魚編にすれば良いし!」

「今度? うん!そーする!」


3人が注文すると暫くして、お肉の焼けた様な芳ばしい薫りと共にプレートが3皿運ばれてきた。

マーベルの前にお肉がもりもり盛られた皿が置かれ「胃袋の人気メニュー、牛肉はにんにくと秘伝のタレで、豚肉は蜂蜜とりんごで煮詰めた生姜焼きで、魔肉は素材の味わいを出すために軽めに秘伝のタレをかけ塩で焼いておりまーす」


ルイとユーリシアの前に置かれたお皿には肉と魚も盛られている様だった。

「こちらの皿には採れたてのお魚、本日は真鯛のカルパッチョにサービスでエスカルゴも添えて、お肉は牛肉と魔肉になってまーす。」

「ランチ時間はりんごジュースがサービスで付いてます。いかがでしょうか?」

「「「お願いします」」」

「かしこまりました~。後ほど持ってきますね〜」

店員さんはそう言うと、去っていった。


「うわぁぁぁ、めっちゃ美味しそう!」

「あぁ、食べよう」

「「「いただきまーす!!!」」」

3人は初めてのお店での外食に緊張していたが、食べ始めると料理に夢中になり食べ始めた。

「めっちゃ美味い!この魔肉、ほろほろととろける!」

「ああ、美味いな!」

「ほら、マーベル、この真鯛のカルパッチョも檸檬も効いていて、美味しいわよ」

ユーリシアはそう言って、マーベルのお皿にカルパッチョを乗せた。

「ユーリねぇ、ありがとう~」


3人が楽しく夢中で食べていると、店員さんがきて

「りんごジュースどうぞ〜。当店のりんごジュースは青リンゴも利用していて美味しいですよぉ」

「「「ありがとうございます!!!」」」


「ふぁー、口の中がさっぱりするね〜」

「本当ね。お腹いっぱいになってくるのを調整してくれる感じ笑」

「ワインって、こんな味なのかな?濃厚だけど、さっぱりしているね」

「ルイにぃも飲んだ事ないの?」

「ん〜、報告会の後の食事会で出されても、あそこはなんだか気後れして、1口飲んでも味なんて解んないから、ほとんどジュース飲んでたよ笑

あの場で気兼ねなく楽しんで呑んでいるのはエテさんくらいだよ」

「エテさん、大好き〜!」

「ああ、かっこいいよな」

「素敵すぎて、あたしもファンよ笑」


3人はゆっくりと料理を堪能し、『バッカスの小袋』

を後にした。


それからぶらぶらと歩き始めると

「次は『万事屋』に行って良いかな?ユーリシアが行ったお店、行ってみたいんだ」

「解った!ここだよ〜」


ユーリシアの案内でお店の前に行くと『万事屋』の扉には【今はお店しめてまーす!ごめんねm(._.)m】と、可愛らしい文字で書かれた紙が貼られていた。


「あっ、休み?」

「休みとは描いてないけど、とりあえず今はダメみたいだな。また、後で来てみよう」

「そうだね〜」

それから3人は、『ピンクガーデン』『マリーレーベン』、ルイに合いそうな服も探しながら、街歩きを堪能し

「あっ!可愛いタルトのお店!良い匂いがする、入りたい」

「良いね。休憩にしよう」


【カランコローン】

可愛らしいベルの音がし、店内からは甘い匂いがしてきた。

「いらっしゃいませ〜。すみません、タルトは全部売り切れてしまって、今焼いているところなんです。あと30分はかかりますけど〜」

見ると、店内の商品はかなりなくなっていた。


「30分か、せっかく来たし、テーブルは空いてるみたいだから、お茶しながら待ってようか?」

「良いの?」

「ああ。教会の子供たちにも何か買っていきたいし」

「やった〜」


「すみません、店内でお茶しながら待ってて良いですか?」

「どうぞ、どうぞ〜」

「今どのくらい焼いてますか?」

「そうですね〜タルトは50個位ですかね〜」

「それ焼きあがったら全部持ち帰りしたいです。20個と30個に分けて貰えますか?」

「あらあらあら〜、かしこまりました〜」

「ルイにぃ!」

「たまには良いだろ笑」

「破産してしまわない???」

マーベルが目を大きく見開いている

「ふふっ、これでは破産しないよ。大丈夫だよ。

20個は俺たちの30個は教会で良いだろ?」

「「うん!」」

「あたしは、残ってるクッキーを買う〜」

「ふふふっ、マーベルのへそくりスィーツね」

「うん!」


3人はテーブルに座り、アイスティーとクッキーを1皿頼んだ。

「どうぞ〜」

出されたお皿にはクッキーと、少し欠けたタルトが色とりどり盛られていた。

「こちらのタルトは、失敗品にはなるけど味は変わらないですよ。サービスです。食べてお待ち下さいねー」

「「「ありがとうございます、」」」

「わぁ〜」

珍しくユーリシアの目もキラキラしてる。

「美味しい!桃だ!」

「あぁ、こっちのメロンも美味しい」

少し形がゆがんだり、かけたり果物が割れたりしているが、味はとても美味しく、3人はタルトをゆっくりと味わった。

「ラッキーだね〜」

「美味いな!」

「ほんとね〜、でも、『胃袋』も満員でここも売り切れで、『万事屋』も閉まってるし、、、まさかと思うけど、アンジー様たちが先に来てたりして笑笑」

「えーーー!それなら会いたい〜笑」

「そうだな笑」


~ユーリシア!なかなかの推理だった。まさかその通りとは思っていないユーリシアだった笑笑~


そうやって、焼き上がるのを待ち。

焼き立てのタルトをマジックバックに入れて、3人は家に帰る事にした。


「ルイにぃ、今日は楽しかった。ありがとう〜」

「うん!ほんとーに楽しかった」

「あぁ、俺も楽しかったよ。また行こうな」



寝違えって、すっごい久しぶりにしました。記憶にないぐらい遠い昔にしたかどうか?以来です( ̄▽ ̄;)


いつも読んで頂いてありがとうございます。

感謝(ㅅ´ ˘ `)

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