~ホッと一息、少し ゆっくりしよ?~
3人は家に入ると、どちらからともなく
「「「ふぅ〜」」」
と息を吐き、3人で顔を見合わせて
「ふふふ」
「へへへ」
「はははっ」
笑った。
「やっぱり、緊張したね。欲は持たないつもりだったけど、、、ね笑」
「ほんとーに、そう。やっぱりなんか、期待?しちゃってて、贅沢ね。1杯だけ紅茶飲まない?」
「飲む〜!まだ、マカロンも少しだけマジックバックに残ってる!」
「めっちゃ緊張した〜!!!」
「ふふふ、マーベルのへそくりスィーツ、今日仕入れないとね笑」
「へへへ」
「そうだな。紅茶飲んだら、」
3人はユーリシアが入れたカモミールティーを飲んだ。
「この香りがなんだか、落ち着くな」
「はい。マカロン!甘いの食べたらもっと落ち着くよ」
「ふふふ、でもマーベルは凄いわね~。高貴なる赤!よ笑」
「ぜんぜん見つけられなかったよ〜、、、こんなんじゃ紅龍様に飽きられられて、取り上げれちゃう笑」
「はははっ。平民にも分けてくれるくらいだから、とても御心の広い方なんだよ」
「そうね。。。ねぇ、お兄ちゃん」
「ん?」
「お父さんとお母さんは、本当に平民だったのかな?」
「えっ?」
「だって、ラサール主神父も3人もあるのも珍しい、、、しかも平民でこんなに魔力が強い、って感じだったじゃない?」
「ああ」
「しかも、高貴なる赤、、、今まで大貴族様か王族にしか現れなかったものを、、、いくら毎朝、オンシジューム公とお祈りしてるからって、分けて貰えるものなのかなぁ〜って」
「ん〜、そうだね。。。正直、俺も疑問には思うけど、、、でも、俺も子供だったし、、、正確には解んないよ?」
「そうよね。」
ユーリシアとルイは思案顔で俯いた。
「良いじゃない!どっちでも、あたし達3人は変わらないよ!」
マーベルは椅子から降りて、小さく両足を広げて、両手は握りこぶしを作って、ふんすっ!と言った!
「そんな事よりも!」
「事よりも?」
「紅茶飲んだら早く出かけないと!貴重な日曜日だよ!明日も早いから、早く帰ってこなきゃ!」
「そうね。」
「そうだな。マーベルの言う通りだな笑」
ルイとユーリシアとマーベルは紅茶とマカロンをゆっくり味わいながら楽しみ、家を出ることにした。
「あっ、そうだ2人とも手をだして、はい」
そう言って、ルイはユーリシアとマーベルの手のひらに銀貨5枚を乗せた。
「えっ?」
「今日何か欲しいって思うものがあったら、俺にいちいち確認しなくて良いから、自分で買いな?」
「えっ???良いの?こんなに大金???」
「あぁ、良いよ。どーゆー風に使うのかは2人に任せるし、何なら使わなくて自分のお小遣いにしても良いんだよ?」
「えっ!返さなくて良いの?」
「良いよ、それは2人のだ笑 」
「ただし!」
「「ただし??」」
「ワンピースとか、そーゆー高価なのは遠慮しなくて良いぞ?にぃちゃんが買うからな!」
「えっ???!良いの?どうして?」
マーベルもユーリシアもびっくりした。
今までそんなに贅沢な事をルイが言ったことがないからだ。
「それやぁ、貴族様が着るようなお高いのは無理だけど、そうじゃなかったら良いぞ?」
「今まで俺たち、一生懸命だったろ?生きるのに。。。。。この辺で少し、立ち止まろ? もう少し楽しんで行こう?」
「教会の子達にも、同じ様には出来ないけど、もう少し美味しいお菓子とか食べさせたいし。」
「あっ、心配しなくてもちゃんと貯金は3人分してるぞ?」
ルイが慌てた様に言った。
「「お兄ちゃん!」」
ルイに、ユーリシアとマーベルが抱きついた。
「おわっ、どーしたんだ?」
「うぅぅん、なんだか嬉しくて、、、」
「少し、ゆっくりするの?」
「あぁ、少しゆっくりしよ。勉強したり、お茶会したり、今せっかくの学べる機会を貰えただろ?大事にしたいと思ったんだ。この時期を」
「うん。うん!」
「長期休みの時とかは、依頼受けるかもしれないけど、少し肩の力をぬきたくなってさ笑」
「うん。嬉しい!1番ゆっくりしないといけないのは、にぃにぃだからね!」
「そうよ!ルイにぃなんだよ」
「あぁ、そうだな笑 気をつけるよ。
3人は顔を見合わせて笑った。
「では、出かけるか?」
「うん!」
「しゅっぱーつ!」
いつも読んで頂いてありがとうございます感謝(ㅅ´ ˘ `)




