~ルイとユーリシアとマーベルの一日~
皆様、暑さに気をつけて下さいm(_ _)m
プロット家が家族で王都旅行楽しんでいた日、同じ日のルイ達の朝の始まり~
「おはよぉ~」
「おはよう、ユーリシア」
「おはよぉーございます」
「おはよう、マーベル」
「2人とも早いな」
「だって今日は検査と街歩き〜!楽しみで早く目が覚めちゃった〜」
「ふふふ あたしも〜」
「朝ごはん作るの手伝うよ」
「卵とハムは焼いてあるから、そのボールにあるサラダを分けてくれ」
「はーい」
「あっ!今日のサラダ、ルッコラとトマトだ〜」
「マーベル、ルッコラ好きよね〜」
「うん!緑の野菜の中で1番土臭くなくて、少しピリッと味があって、美味しい感じがするの~」
「ふふふ、そうなのね」
「「「いただきまーす」」」
「あたし、魔法の適正あるかな?あったら嬉しいなぁ〜」
「お姉ちゃん、何が欲しい?」
「ん〜、たぶん2人みたいに風はないんだろうけど、土があれば、あたしの適正の身体強化と組みあわせも良い気がするのよね〜」
「おぉ〜確かに!無敵なお姉ちゃん!」
「マーベルは?」
「あたしは、たぶん!たぶんだけど、、、火が少しでも無いかな〜?と、、、」
「火???」
「うん、、、」
「オンシジューム公の所で毎朝祈りを捧げてるんだっけ?」
「うん!最初はただ祈ってるだけだったんだけど、最近は何か暖かいものを感じるから〜」
マーベルは少し考える様に話す。
「よっぽどじゃないと後天的に魔力が増える事はないと言われてるけど、火の霊鳥に気にいってもらえたら、有り得るかもしれないわね」
「うん!」
~~それから3人は朝の支度をし、教会に向かった~~
ルイ、ユーリシア、マーベルは教会の裏手に向かった。
朝は教会の子供達は、朝の教会の清掃や畑の手伝い等で忙しいがきっとルイ達を見かけたら駆け寄ってきてくれる。
なるべく邪魔はしたくなかった3人は何となく裏手からラサール主神父様の部屋に向かった。
扉の前でノックする。
『コン コン コン』
「はい」
中から柔らかな声がかえってきた。
「おはようございます。ラサール様、ルイ、ユーリシア、マーベルです。」
扉がガチャっと開き、中から柔和な雰囲気の初老の神父様が出てきた。
「3人ともおはようございます。小礼拝堂に用意してます。そちらに向かいましょうか」
「「「はい、よろしくお願いします」」」
3人はラサール主神父様の後ろから付いて歩いた。
「緊張してますか?」
「はい、少し、、、」
「平民は魔力は無い方も居ます。その中で貴方達は3人ともが何がしかの魔力がある。それだけでもとてもすごい事ですよ。中には貴族でも兄弟の中で有る方と無い方が居ます」
「そうなんですね。兄弟でも分かれるんですね。」
「そうです。貴族で無い方はかなり苦労されると聞きます。」
「そうなんですか!?」
「えぇ。やはり貴族に産まれた方々にとっては魔力はとても大事ですね。」
「そうなんですね。」
ラサール主神父様とお話をしていたら、小礼拝堂室の前に着いた。
中に入ると、上段の真ん中にある神父様達が説法される際の机の上に少し大きめのまーるい水晶が紫の小さな座布団の様な敷物の上に置かれていた。
「では、始めましょうか。まずはルイ君」
ラサール主神父様はそう言うと、水晶の上に手を掲げた。
すると水晶がピカーと光った。
「この光った水晶に直接触れて下さい。私が良いと言うまでは離してはダメですよ。」
「はい。」
ルイは内心ドキドキとする気持ちを抑え、冷静になる様になるべくゆっくり歩いて水晶に近づいた。
ルイはドキドキする気持ちを抑えゆっくりと水晶に近づく
(風以外にあるかな?いや、さっきの話を聞いも解るだろ!1つあるだけでもすごい事なんだ、欲張るな俺!)
そして、ラサール主神父様に指示されるまま、水晶に直接手をかざす。
「心の中に意識を向けて下さい」
ルイは言われるまま目を瞑った。
「はい、目を開けて」
ルイが目を開けると、水晶全体が黄色くなり渦巻いていた。
「うーむ、これは風の魔力がとても強いですね。微かに渦巻いている中に緑があるのですが、風の魔力に押されてますね」
ルイは言われてみると、黄色の渦巻きの中に微かに緑の点が見えるが言われないとわからない位の小ささだった。
「うん。ルイ君は風の精霊にとても愛されているのでしょう。渦巻く位に風の魔力が強いので微かに土の素養も見受けられますが、土の魔力が開花するのには相当の努力が必要でしょうな。こんなに風の精霊に愛されているのなら土を開花させようとはせずに、風を極めるのも1つの方法ですね」
ラサール主神父様が丁寧に説明してくれた。
「渦巻くほど強いのですか?」
ルイがたずねた。
「左様。ルイ君のはかなりの上位魔法まで使える様になるのではないでしょうかな?」
「そうですか!ありがとうございます」
ルイは心からの笑顔で神父様に礼を言った。
(土があまりなかったのは残念だ。それでも風がそこまで強いのは、単純にとても嬉しい。だけど、空に魔法文字を固定する事が出来るくらいには土も開花させなきゃな)
ルイは新たな目標を胸に灯した。
ルイはユーリシアとマーベルの元へ戻った。
「お兄ちゃん、すごく綺麗な黄色だったね!綺麗に輝いてた!」
「土もあるのかと思ったけど、それ以上に黄色の輝きが凄かった。」
「ここからも見えたのか?」
「「うん!お兄ちゃんが目を瞑って手をかざしたら、水晶が黄色に輝きだしたの、綺麗だった〜」」
「そうか、うん。風の魔力が上位魔法が使える様になるくらいあるそうだ、、、」
「お兄ちゃん、すごい!」
「すごい!」
「ああ。嬉しいもんだな」
ルイは妹2人の頭を撫でた。
「では、次はユーリシアちゃん、で良いかな?」
「はい!」
ユーリシアが返事をし、3人でラサール主神父様の方を向くとさっきまで黄色に輝いていた水晶が元に戻っていた。
それを確認すると、ユーリシアもルイの様に大きく深呼吸してゆっくり歩き出した。
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