大暴走。
わたしの部屋に移り住んだちまはしばらく座椅子で大人しくしていた。
恋人とは遠距離恋愛なのでほとんど毎日の電話は欠かさなかったが、月曜日で疲れているため早めに寝るという。
わたしもちまも落ち着いてるし読書をして21時頃寝ようとしていた。
そこからは大変な夜の始まりだ。
鬱気味だったちまは躁気味になり、わんわんにゃんにゃん大声で鳴く。
ヨシヨシするつかの間だけ静かになるが、ものの数秒のことだ。
1時に起きて1時半に起きて2時に起きて3時に起きて…。
寂しがり屋でこわがりなちまは少しの物音でもびくついて寝付けない。
餌はガツガツ食べるがそれでも睡魔はやってこないようだ。
明け方4時頃はっと起きたらちまの姿が見当たらず出窓の観葉植物たちは床に転がっていた。
まさかと、カーテンを開けると前は登りきれなかった出窓で外を眺めている。どうやって登ったのか…。降りれないのか怖がってシャーと鳴く。抱き抱えて部屋の掃除を始めるとそそくさとキャットタワーの二階にいってニャーニャーと大声で鳴く。ヨシヨシ撫でていつも間にかもう6時だ。起きる時間だ。朝のお散歩に出かけてる間もちまは鳴き続け、帰ってくるなり部屋の隅っこでじとりと睨んでいる。お気に入りのブラッシングを見せると、少しずつ輝きを取り戻し近寄ってきた。ゴロゴロと気持ちが良さそうだ。目もうつろでわたしも眠たい。よし寝ようとこの執筆を始めるとにゃーにゃーと鳴いてまた端っこに身を寄せている。幸い排泄はしっかりできているし食事も取れているのだが、早くちまが安眠できる日が来ることを祈るばかりだ。




