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ひきこもり。

母の部屋で数日過ごしたちまであったが最近様子がおかしい。

ドレッサーの下か、ベットの端か、三角出窓にいたちまが、猫用トイレでうずくまって動かない。

ちま、と撫でようとすると小さくシャーと鳴く。

そっと撫でると少しは安心したのか手は出してこないが、依然としてトイレから出てこようとしなくなった。


そんな生活が数日続いた。

母も高齢なので家事や仕事、先住猫の世話に加え、夜中の3時にちまは律儀には排泄をした報告をするので眠れなくて辛いという。

ちまの顔を観察してみると、まるでうつ病患者のように伏し目がちになっている。

母やちまの健康のために、もう一度わたしの部屋で暮らしていくことにした。


ちまを抱き抱えると小さく抵抗するもののいとも簡単にお引越しは成功した。

わたしの部屋は採光が取りやすく、常時換気しているため、ちまにとって居心地がいいといいのだが…。

部屋に入るなり直置きのテーブルの下の座椅子の上に寝転んだ。

まだ警戒心が残っているだろうと思い、初日の餌はウェットタイプを少しずつスプーンにすくい食べさせることにした。

するとどうだろう!ものの数分間で半分以上食べきって目がイキイキとしてきた。

お気に入りのブラッシングをしてあげると目を閉じゴロゴロとリラックスしている。

テーブルは基本的に使用していないため、物音に怖気付くことも少ないだろう。

排泄と水分補給の課題はあるが、とにかくはまずご飯が食べられて眠ることが出来たならば、自ずと部屋を探索し始めるはずだ。

幸いにも座椅子の居心地はとてもいいらしく、シャーとも言わずに体制を崩しリラックスしている。

今晩の夜中がどうなるか些か不安は残るものの、目の輝きからして大丈夫そうだろうと思っている。


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