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転生武将は戦国の社畜  作者: 赤井嶺


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3姉妹の話し合いの結果

摩阿姫が妹達を連れて自室へ到着すると早速


「豪、菊。此処では私達しか居ません。だから正直に言いなさい。どの家に嫁いでも良いと思いましたか、教えてください」


2人に意見を求めた。最初に答えた豪姫は


「私は、池田様に嫁いでも良いと思いました。父上から教えてもらいましたが、池田様はお父上が右府様と乳兄弟であるというだけでなく、重要な場所である和泉国を任せてもらえている事、


そして、堺の商人達とも繋がりがある事、それだけでなく内政を本人含めて出陣しない者達で担っている事が、私が嫁いでも直ぐに夫になった元助様が


亡くならいだろうと判断しました結果、池田様に嫁ぎたいです」


元助に嫁いでも良いと思った理由を、摩阿姫と菊姫に話す。次に菊姫が


「私は、佐久間様に嫁ぎたいです。戦以外の部分ではしっかりしている様ですし、織田家の本拠地である安土城のある近江国にも近い


摂津国一国と河内国半国を領地としておりますから、大領を持っていなくとも織田家からの信頼は強いのでしょう。その佐久間家の当主である甚九郎様は、


なんだかんだで家臣の皆様からも信頼されているでしょうから、嫁いで良いと判断しました」


甚九郎に嫁いでも良いと思った理由を話す。2人の意見を聞いた摩阿姫は


「どうやら、意見が重なる事は無かった様ですね。二人に言っておきますが、此度のお見合いに関して、佐久間様と池田様は、「嫁を紹介して欲しい」でしたが


最上様は「私を太郎様の嫁に欲しい」と、越前守様にお願いしておりました。なので、父上と母上が貴女達を連れて来た時は驚きましたが


どうやら嫁ぎたい殿方がそれぞれ違う様ですので安心しました。改めてですが豪と菊、前田家は兄上の正室が右府様の娘ですので、


前田家と織田家との繋がりは充分と見て良いでしょう。なので、私達はそれぞれの嫁ぎ先で子を出来るかぎり多く産む事を頑張りましょう!


子宝に恵まれない場合は、柴田家の奥方様に四十歳を超えてからどうやって妊娠出産が出来たのか、もしくは越前守様に還暦を超えて子作りか出来たのかを教えてもらいましょう!」


「「はい!」」


こうして、前田家の3姉妹の話し合い、正確には嫁ぎ先の確認は終わった。3人は部屋を出て大広間に向かい、到着すると


「皆様、お待たせしました。妹達と話し合いをした結果、嫁ぎたい殿方が決まりましたので、この場で発表させていただきたく」


結果発表をしたいと、大広間に居る面々に頼み込む。それを聞いて勝家が


「又左とまつ殿。よろしいか?」


利家とまつに確認する。利家とまつは


「娘達が考えに考えたのですから、拙者としては構いませぬ」


「きっと、それぞれの殿方が娘達が幸せに暮らせる様に頑張ってくれるでしょうから、構いません」


2人共、了承した、それ確認した勝家は


「三人共、又左もまつ殿も良いと言っておるから、発表しても良いが、誰から発表するのじゃ?」


「誰が先陣を切るのか?」と質問する。その質問に答えたのは


「私から発表します」


1番下の菊姫だった。菊姫は姿勢を正すと


「私の嫁ぎたい殿方は、、、佐久間様です!」


少し間を開けてから甚九郎へ嫁ぎたいと発表する。菊姫の発表を聞いた甚九郎は


「菊姫殿。拙者の佐久間家を嫁ぎ先に選んでいただき、誠に感謝します!決して、暮らしで辛い目に遭わせないと誓います!」


菊姫に感謝を述べつつ、苦しい生活をさせないと宣言した。これを聞いた利家とまつは


「甚九郎、菊の事を頼むぞ」


「誓いを破ったら、承知しませんからね」


甚九郎に軽くプレッシャーを与えつつ


「「菊、幸せになりなさい」」


菊姫に祝いの言葉を伝えていた。温かい空気の中、菊姫に続いたのは


「菊の次は、私が発表します」


豪姫だった。豪姫は


「ふ〜」と一呼吸つくと


「では、発表します。私の嫁ぎたい殿方は、池田様です!」


元助に嫁ぎたいと発表する。豪姫の発表を聞いた元助は


「豪姫殿。拙者の池田家を嫁ぎ先に選んでいただき、感謝しております。実家は慌ただしく働いておりますが、それでも豪姫殿に寂しい思いをさせないと誓います」


感謝の言葉を述べて、寂しい思いをさせないと誓う。これに利家とまつは


「元助、よろしく頼むぞ」


「豪の事、お願いしますね」


「「豪、幸せになりなさい」」


甚九郎と菊姫の時と同じ様に、元助にプレッシャーを与えつつ、豪姫を祝った。そして最期に摩阿姫から


「最期に私から、最上様。私を太郎様の正室に指名していただき、とても嬉しいかぎりです。改めて、そのお話をお受けします」


「最上家に嫁ぐ」と発表される。摩阿姫の発表を受けて、義光は


「摩阿姫殿!誠に、誠に、感謝しますぞ!親の欲目かもしれませぬが、太郎は誠に良き男にござる!それに、拙者の嫁の妙も優しいので、辛い思いはさせませぬぞ!」


とてもテンション高く、摩阿姫に感謝していた。そんな義光を見て利家とまつは


「最上殿、祝言には必ず参加しますからな」


「忘れずに呼んでくださいね」


義光に「祝言を開く時は必ず呼べ」と言いつつ、


「摩阿、これが摩阿が鍛えられた結果じゃ」


「最上家でも、自らを律する事を忘れてはいけませんよ」


「「摩阿、幸せになりなさい」」


摩阿姫にも言葉をかけていた。そんな摩阿姫に、教え子の娘達は


「摩阿姫様、おめでとうございます!」


「私達も、摩阿姫様の様に立派な殿方に嫁ぎます!」


「「「「「嫁入りおめでとうございます!」」」」」


摩阿姫を盛大に祝っていた。こうして、前田家の3姉妹のお見合いは無事に、何事も無く終了した。

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― 新着の感想 ―
摩阿ちゃんの選択は 「……やはり私は、側室でも六三郎様に嫁ぎたく。それが叶わぬとしても、生涯侍女として柴田家に仕える所存。遠路はるばる来ていただいて申し訳ありませんが、他家に嫁ぐつもりはございませぬ」…
こうやって見ると、前田家は繋がりがある家大分増えたなぁ。 結果的に柴田家の影響力も高まっただろうし、丸く収まって何よりw
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