「あっちがわの海」について
あっちがわシリーズ(仮)、
第六話、更新しました。
あっちがわの海 1~3
https://ncode.syosetu.com/n5910ll/11/
あっちがわの海 4~5
https://ncode.syosetu.com/n5910ll/12/
もとは単独の童話(木)だったものをシリーズ化(水)、さらにそこからメインシナリオ構想がふくらんで……もはや「童話……?」と一時は投稿ジャンルの変更などもしようかというくらいに路線変更(※その後、めんどくさいので童話ジャンルにもどしました)
結果、全体の構成だの整合性だの、もろもろあやしく、読者おいてけぼりになりましたが(汗
作者的には、自分の無意識からあれこれイメージをひっぱりだしてくる感触がキモチいいシリーズでもあり、ついつい、書いてしまいます。
今回も、ママが**というのは決めていましたが、では、具体的にどうやって**するか? 時期は? シチュエーションは? 方法は? 語り口は? そのときBBAはなにしてたん? などなど……可能性やら整合性やらアレコレで、直前までまとまらなかったですが。
にもかかわらず、「かみかくしの木」のあと、単発短編が思い浮かばなかったので、ふと、「あっちがわ」でも書くか、と、考えはじめたとたん、それまで予想もしなかった「海」のイメージが出てきたのでした。
あとは、カメだの和服のおねーさんだの、なんだかんだ芋づる式(以前この連載でふれた『マールドゥーンの航海』なども、直接関係はないですが、ちらと脳裏をよぎったりはしたかしら?)
全体的には、カメにつれられ海の底まで行って、やって、帰ってみれば、「こはいかに」って感じでまとまったわけです。
無意識さんすごいというべきなのか、これが物語類型のチカラなのかっとでもいうべきなのか……はてさて。
ちなみに、浦島太郎におけるカメの報恩譚は、後付けで。
古いバージョンの場合、カメ、イコール、乙姫です。
『丹後国風土記』あたりの伝承だと、小舟で釣りをしていた浦嶋子。釣り上げたカメが、仙女にかわって、求婚してくるという展開……だったんじゃないかな、と(バージョン多すぎて混乱)。
だから、本作でも"手こぎのボート"だったりするのかもですね。
平家とか聖書とかは、まあ、その場のノリみたいなものですが……
そもそも、童話や夢なんかに登場するロケーション、森なんかとならんで、海も、ユング派あたりの手にかかれば、やはり、無意識の領域をあらわしていると解釈可能な場合が多いのではないでしょうか?
作品を書こうと思ったら、するするっと、そういうものがちゃんと出てくる……無意識さんって、ほんま、実在するんやなあ、などと、童話を書くようになってから実感する機会がふえてきたような気もします。
疲れますけどね……(汗
それでも、脳内物質が何かヤラカシてるかのような、この感覚をもとめて、読者おいてけぼりでも何でも、まだしばらくは、このシリーズ、書きつづけることになるかもしれません?
まあ、シリーズ化すると、設定の整合性とかいずれかならずブレてくると思いますし。
そもそも、時間ネタだのループものだの、最初からパラドックス含みなわけですからして、結局、最後は、リセットエンドくらいしかなさそうな気もしまくるわけですが……(汗汗
(ゴルディオスの結び目は断ち切る以外にない……わけで)
しかし、無意識さんが、ほんとうに仕事をしてくれるのだとしたら、そのあたりだって、もしかしたら、そのうちナントカなるかもしれないですしねえ、他力本願ですが(笑
いや、自分の無意識なんだから、自力か?
結び目は断ち切るほかはないとしても、どういう切り方がエレガントか?――それくらいは考慮の余地があるわけで、やっちゃってくださいというか、オネゲーシマスダというか、とりあえず無意識さんに丸投げかなあ、というところ。
今回も、みっちゃんとおばあちゃんの関係が"そういうこと"なら、以前、おばあちゃんが言っていた時守の血筋というのはどこから導入されたんだということで……トカゲがUPを始めそうですし。
おばあちゃんの目的が"ああいうこと"なら、トカゲ仮面がいってた派閥とか勢力とかは、つまり、だれのことだよって話にもなりますし。
てことは、みっちゃんとトカゲ野郎の関係も、単なるイチャイチャだけでなく、ユング派的な対立軸を仕込むこともできるかもしれませんし。であれば、「追いかける」にも、含みがでてくるかもしれませんし……。
全体の構成にもつながってくるというか、だんだん、ひろがってきたりもするわけで、書いてる本人が、おどろいたり、おもしろがったりしているくらいです。
「で、書けるの?」
とかナントカいうあれはあれとしてそれなわけですけどねー(汗




