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二年零組

御子柴聖 十七歳 午前七時


蓮特製の出汁巻き卵と梅茶漬けを食べて寝た翌朝、あたしは清々しい気持ちで目覚められた。


ふわふわした食感がし、横に視線を向けると蓮の式神のハクが隣で眠っている。


式神札から勝手に出て来てしまう大きな白狐で、ハクは人間に対しての好き嫌いが激しいけど、あたしの事は好いてくれているみたい。


あたしが倒れちゃった時も、式神札から出て来てくれて総司さんの所に連れてってくれた。


寝ているハクを起こさないようにベットから降りて、義足を装着してからクローゼットから制服を取り出す。


キィィィ…。

 

東京陰陽師学院の制服は黒のセーラー服に、袖が浴衣の袖の様に広がっているデザインで、真っ赤なリボンが装飾されている。


義足が分からないように黒のニーハイソックスを履き、鏡の前に立ってから赤いリボンを結び全体を確認した。


「こんな感じ…かな?」


「よく似合っておるぞ、姫」


「あ、ハク。おはよう、起こしちゃったかな?」


「気にするな姫」


ハクは大きな欠伸をしながらベットから降りてきて、あたしの隣まで来て頬擦りしてくれる。


優しく頭を撫でると、ハクは尻尾をブンブン振って嬉しそうにしていた中、フワッと味噌汁の匂いが漂った。


もしかして、蓮が朝ごはんを作ってくれてるのかな?


鰹出汁の良い匂い…。


コンコンッと軽く扉が叩かれ、蓮が声をかけてきた。


「お嬢、起きてますか?」


「うん、起きてるよー」


「失礼します」 


あたしが返事をすると、部屋に入って来た蓮の服装は黒いジャージを見事に着こなしていて、紫の瞳は黒のカラコンで隠れている。


紫色の瞳は珍しいし、代々本城家の人間は生まれ持った紫色の瞳が特徴なので、身バレ防止なのだろう。


「黒い瞳の蓮も良いね!!!それに、いつもと雰囲気が違うね」


「ありがとうございます、お嬢も制服似合ってますよ。すいません、ハクがお邪魔して…」


蓮はそう言って、申し訳なさそうにハクを見ながら謝ってきた。


あたしの隣に居るハクは、蓮の言葉を聞いて気に入らなさそうに尻尾を振っている。


「ふふ、ありがとう。全然良いよ、あたしの事を好いてくれてるのが嬉しいから」


「ふんっ、お嬢がこう言っているのだから良いではないか。お前はいちいち気にし過ぎだ。そうだろう?姫」


「そうだね」

 

「これだと、どっちがハクの主人か分からないな」


あたしとハクの会話を聞いていた蓮は、微笑ましそうにしながら呟きながら眼鏡を掛けた。


その姿を見て、蓮は何でも似合ってしまうと確信してしまった。


「朝食の用意が出来ましたので、リビングで食べましょうか」


「ありがとう、蓮。ごめんね、朝ごはん作らせちゃって…」


「いえいえ、お弁当も作っておいたので」


「え!?お、お弁当まで?」


あたし達は部屋を出て会話をしながら廊下を歩き、蓮がリビングの扉を開けてくれた。


テーブルの上にはワカメと豆腐の赤出汁の味噌汁、鮭の塩焼き、納豆、肉じゃがが置かれており、朝食の隣には黒猫の包みに入ったお弁当が二つ置かれている。


「美味しそう…、本当に蓮って料理上手だよね」


「お嬢は少食ですか、食べれる分だけ食べてください。残しても大丈夫ですから」


「ありがとう、いただきます」


椅子に座り、両手を手を合わせてから出汁の香りが漂う味噌汁を口に運んだ。


「お、美味しい!!お味噌汁も、この肉じゃがも、お浸しも!!」


「ありがとうございます」


「蓮って、あたしよりも女子力が高いね」


「僕が料理をしだしたのは仕方なくでしたけど…。料理を極めようと思ったのは、お嬢がきっかけでした」

 

「え?あたし?」


「はい、お嬢の胃袋を掴みたいなって」


「へ!?」


蓮の言葉を聞いて思わず、食べていた物を吐き出しそうになった。


あたしがきっかけで料理を極めたって、どう言う事だろ?


*** 

 

この時、本城蓮は御子柴聖に本当の理由を言わなかった。

 

御子柴家の本家に居た頃、本城蓮は偶然だが使用人が御子柴聖の食事に毒を入れていた所を目撃し、すぐさま使用人の腕を捻り上げる。


「おい、自分が聖様の食事に何してるか、分かってんのか」


「ひっ!?れ、蓮様っ!?」


「分かってんのかって聞いてんだけど」


ゴキッ!!!


本城蓮は使用人の手を逆の方向に曲げ、目的を吐かせようと痛め付ける。 

 

「あ、ああっ!!!?」


「言え、誰の命令だ」


「あのガキさえ居なければっ、私の息子は追い出されずに済んだのよ!?あの化け物のせ…、ひぃっ!??」


怒りの感情のまま話していた使用人の女性だったが、本城蓮の怒りに満ちた瞳を見ながら悲鳴をあげる。


ゴミを見るような冷たい視線を向けたまま、本城蓮は女性に向かって言葉を吐く。   

 

「二度とお嬢に近寄るな、次また僕の前に顔を見せたら潰すぞ」


「ひ、ひぃっ!?」


「蓮様!!!遅くなり、申し訳ありませんでしたっ!!!」


「すみませんが、この女を連行して下さい。僕の主人の食事を毒を盛ってましたので」


本城家の護衛隊が合流し、本城蓮は護衛隊の人達の前に乱暴に女性を前に突き出す。

 

「分かりました、すぐに」


「いやあああ!!!離してっ、私は何も悪くないわ!!!」


暴れる女性を数人掛かりで押さえ付け、護衛隊の人達に体を拘束されたまま廊下を歩いて行く姿を見ながら、本城蓮は白い粉が掛けられた食事の乗ったトレーを手に取る。  


「お嬢に毒なんか盛りやがって…」 

 

苛立ちを抑えきれぬまま台所に入り、毒の入った食材を捨てながら本城蓮は思った。


この屋敷の中は常に地獄だと。


御子柴聖は何故、こんなにも他人から殺意を向けられているのかと。


本城蓮は台所を出て、すぐに御子柴聖の部屋に向かい、彼女の様子を確認しに行ったのだが…。 

 

「蓮?どうしたの?」


隔離された部屋の中の居る御子柴聖の痩せ細った白い手が、本城蓮の服の袖を掴んだ。

 

本城蓮は弱々しく細い体を抱き寄せ、幼い御子柴聖を抱き締めてしまう。


「蓮ー?」


「お嬢の事、抱き締めたくなったんです」


「ふふっ、なにそれー」


御子柴聖の無知な笑顔が、本城蓮の目に焼き付いた。


その日を境に、御子柴聖の食事を本城蓮が作り、二度と毒が盛られないように対策を行っていた。


またこの事は、本城克也と御子柴家の人間しか知らない事である。


***


 

蓮はジッと、食事している私の様子を見てから立ち上がった。


「そろそろ、行きますか」


「うん、ご馳走様でした蓮」


「お粗末様です」

 

壁の時計を見てみると、登校時間が迫っておりあたしと蓮はすぐに家を出た。


ハクは家を出たタイミングで式神札に戻り、エレベーターに乗り込み一階まで降り、何故か蓮は駐車場に向かって行く。


「駐車場に行くの?あの電車?って乗り物には乗らないんだ?」


「え?あぁ、電車には乗りませんよ。車で、僕と一緒に学院に向かいます」

 

蓮は駐車場に着いてからポケットから車の鍵を出し、プリウスに向かって手を差し出してセンサーで鍵を開ける。


「これが蓮の車?」


「そうですよ。夜中のうちに運んで貰いました。さ、乗って下さい」


ガチャッ。


そう言って、蓮は助手席を開けてくれた。


「ありがとう」


「いえいえ、閉めますね」


蓮が扉を閉めてから運転席に乗り込み、パーキングからドライブに変え、ハンドルを操作させながら緩やかに車が発進した。


「学校の近くで車を止めますから、お嬢は先に車から降りて下さい。そこからは僕と別行動になりますから…、申し訳ないんですが…」


「あたしと蓮が知り合いって事は、内緒にしといた方が良いね。分かった」

 

「すいません、お嬢をちゃんと学校まで送りたいんですが…」


そう言って蓮は、申し訳無さそうな顔をしながら謝って来る。


本当に気にしなくても良いのに…。 


「蓮は気にし過ぎだよ。あたしは大丈夫だしさ?学校では他人のフリよ、フーリ」


「お嬢がそう言うなら…」


「あ、そろそろ学院に着くね」

  

マンションから約二十分程度で学院付近まで来ていたので、登校中の生徒達が歩道を歩いている姿が見えた。


蓮は生徒達から見えないように車を停め、あたしは車から降りる準備を完了させる。 


「じゃあね、蓮。また後で」


「お嬢、気を付けて下さいね」


「はーい」


そう言ってから車を降りと、あたしが降りたのを確認してから蓮が車を発進させた。


「姉ちゃん」


声を掛けられたので振り返ると、黒いブレザーを着ている楓が立っている。


あたしが倒れた時、蓮が楓に連絡したようで病院まで来てくれたんだよね。


楓にお礼に連絡したんだけど、もう一回直接言っておこう。 

 

「楓、おはよう。この間は来てくれてありがとね」


「おはよう、姉ちゃん。全然良いって、起きた時に連絡くえたから安心したよ。体調は平気?」


「うん、大丈夫、背中の痛みの全くないよ。それよりも、車を降りたら楓と会ったからビックリしたよ」


「アイツから連絡が来て、姉ちゃんと一緒に学校に行ってほしいって。俺は最初から、そのつもりだったし。この辺に停まるつってたから、待機してたんだよ。学校まで一緒に行こうぜ」


「良いよ、ありがとね楓」


あたしの言葉を聞いた楓は照れくさそうに、頭を掻きながら答える。 


「礼なんて良いよ、学校に着いたらさ?職員室まで案内するから」


「それは助かる、場所分かんないから」


他愛のない話をしながら校門に近付くと、他の生徒からの視線がかなり痛かった。


見た目が不良の生徒がほとんどなので、普通だったら怖がると思う。


だけど、あたしは学校に行った事が無かったから、これが普通なんだろうと思っていた。

 

ふと、楓が周りの生徒達を睨み付けている事に気付き、声をかけてみる。


「どうしたの、楓?」


「姉ちゃん。これからはちゃんと危機感を覚えろよ。今は俺が居るから良いけどさぁ。はぁ…、姉ちゃんに悪い(むし)が付かないか心配だ」


「蟲?」

 

「そう言う所だよ…」


楓が何を言いたいのかは分からなかったけど、とりあえず気をつけようと思う。


楓に心配かけたくないしね、うん。 


下駄箱で上書きに履き替え、学校の中に入って見ると不良高校とは思えない程の綺麗さだった。


何処かのオフィスの様な清潔さがあり、綺麗な廊下を直進して行くと、職員室と書かれたプレートが貼られている部屋が見えてきた。


「この部屋が職員室だよ、姉ちゃん」


「ありがとう、ここまで案内してくれたら大丈夫」


「何かあったら連絡しろよ?今から智也さんの所に行くから、また後で」


そう言って、楓は職員室とは逆方向に歩いて行った。


とりあえず、職員室に入ってみるか…。


そう思いながら、あたしはノックをしてから職員室の扉を開けた。 

 

コンコンッ、ガラガラッ。


扉を開けると、ジャージやスーツを着た教師と思われる老若男女が部屋の中に居て、その中でも一際目立つ女性が居た。


金髪の縦ロールの髪を靡かせ、色白な肌に長い睫毛から覗く色素の薄い茶色の瞳、赤い口紅が似合う女性がこちらを見ている。


女性はハッとしながら立ち上がり、小走り気味であたしの方に走って着た。


近くで見ると、やっぱり凄く綺麗な女性で世の中の男子は放っておかないだろう。


それに、めちゃくちゃスタイルが良い。 


背が高いのが逆にカッコよく見え、白のワイシャツにジーンズ姿がとても似合っている。


「ねぇ、ねぇ!!!貴方、もしかして、鬼頭聖さん?」


「そうですけど…?」


「やっぱり!!楓と一緒に居たから、そうだと思ったのよ!!!」


あたしの返答を聞いた美女が、何故か凄く興奮し出したのだ。


ど、どう言う状況なの?これ。

 

「おい。ジュリエッタ、落ち着けよ。鬼頭さんが困ってるだろうが」


女性の後ろから眼鏡を掛けている男性が現れた。


サラサラとした黒い髪、黒縁眼鏡の奥から黒い瞳が見え、全体的に柔らかい雰囲気だが、結構キツめの顔付きをしている。


白いTシャツの上に黒いジャケットを羽織り、黒のスキニーと言ったシンプルな服装が大人の男性って感じを引き出してた。


「ごめんな、鬼頭さん。俺は君の担任になる佐和進(さわしん)だ。で、コイツがジュリエッタ・Aだ」


「宜しくね、鬼頭さん」


ヒラヒラッと女性はあたしに手を振った。


名前からして外国人なのかな…、この人。


「そろそろ、時間だな。じゃあ、鬼頭さん。クラスに案内するから付いて来て」


「あ、はい」


「行ってらっしゃーい」


ジュリエッタ先生に見送られながら、あたしと佐和先生は教室を出る事に。


職員室を出て右に曲がり、階段を上がりながら佐和先生から軽く説明を受けながら一番奥の部屋まで歩いた。


「理事長から軽く聞いたんだけど、鬼頭さんもまずは級を取る所から始めてもらう。とは言っても、入学した時に伍級の白札バッチは貰っているよね?」


「はい、一応着けてきました」


そう言いながら、右胸に着けた白札バッチを佐和先生に見せる。  


「うちの全生徒は級のバッチを着ける事が、校則の中に入ってるんだ。髪とかピアスを着けている派手な生徒ばかりだったろ?妖怪退治の任務に行ってもらっているから、身だしなみは緩くしてあるんだ。少しは自由がないとストレスが溜まるだろうって、理事長が笑いながら言っていたよ」


流石は智也さんと言った所かな、生徒達に任務に行って貰う代わりにある程度の自由を許してるのだろう。


飴と鞭の使い方が上手い。

 

佐和先生が足を止めた扉の上にあるプレートには、ニ年零組と書かれていた。


この教室から、廊下まで聞こえていた騒がしい声が漏れている事が分かる。


「ギャハハハハ!!!お前、馬鹿じゃねーの!?」


「はぁ!?馬鹿じゃねーわ!!!てか、昨日の任務、やばかったわー」


「アンタが間抜けなだけでしょ?」  


凄い話し声だな、高校生ってこんな感じなのか。


あたしの周りには成人した大人か蓮しかいなかったから、同世代の子達と関わった事がない。  

 

「俺が合図したら入って来てくれ」


「分かりました」


佐和先生は颯爽と騒がしい教室に中に入って行くと、生徒達は更にテンションが上がり出す。


「あ!!佐和セン!!今日、転校生来るんだろ?」


「男!?女!?どっち!?」


「女だったら、可愛い子が良いなぁ…」


「えー、男が良いな。それもイケメンの!!!」 


ごめんなさい、転校生は可愛くもない女ですよ…。


生徒達の会話を聞きながら、思わず心の中で返事をしてしまった。 

 

「うるせぇ、テメェ等。良い加減、静かにしろ。」


佐和先生が声を引くさせながらそう言うと、クラスがシーンと静まり返って行く。


怒らせたら怖いタイプなのかも、佐和先生。 


すると、佐和先生がこちらを見て手招きをして来たのが見え、これが合図だとすぐ分かった。


佐和先生の指示に従い、あたしは教室のドアに手を伸ばし中に入る。


ガラガラッ。


「「「おおおおおおおおおおっ!!!!!!」」」


「ヴッ、うるさ…」  


あたしが教室に入ると、男子の大声歓声が耳に響き渡り、キーンッと耳の奥が痛くなる。


「え!!?めっちゃ可愛い!!!レベル高過ぎだろ!!」


「や、やべえ、想像以上だったわ…」

 

「ねぇねぇー!!彼氏居ますかー!!」


な、何だ!?


同じ歳の男子って、こんな猿みたいにうるさいの!? 


女子は明らかに敵意を込めて、あたしの事を睨んでるし…。


学校って、こんな感じなの!?


「うるせー、静かにしろ!!!何回も同じ事を言わせんな」


「「「は、はい…、すんません」」」

 

佐和先生に睨まれた男子達は口を閉じ、先生はスラスラとあたしの名前を黒板に書いた。


クラス全員が黒板に書かれた名前を見て、顔を青くなると急に空気が重苦しいものになる。


「鬼頭聖さんだ。分からない事も多いだろうから、皆んな助けてやってくれ」


「宜しくお願いします」


佐和先生に紹介されたので、あたしは軽く頭を下げながら挨拶をしたが、生徒達は挨拶を無視して話し出す。


「鬼頭…って。もしかして、あの飛び級で入って来た一年の鬼頭楓の…?」


「もしかして、お姉ちゃん…とか?」


「よく見たら、顔も似てるし…」


もしかして、楓って結構有名なのかな?


「じゃあ、鬼頭さんの席は一番後ろの窓際な」


「はーい」

 

あたしは生徒達の会話を無視して、佐和先生に言われた通りに自分の席向かった。


机の上に鞄を置き、椅子に腰を下ろした時に隣の席の人から声をかけられる。

 

「宜しくー、聖ちゃん♪」


隣に目を向るとミルクティアッシュの襟足の長い髪に丸めの緑目、光り輝くピアスをした少し肌の色が白い男の子が座っていた。


可愛い顔してる男子だな。


「僕は前田大介(まえだだいすけ)だよ。宜しくね、聖ちゃん♪」


「聖ちゃん?」


「僕、女の子は皆んなちゃん付けで呼んでるんだよね」


「はぁ…?まぁ…、宜しく」


なんか馴れ馴れしいな、この男の子は世で言う女好きって奴か。


「てか、マジで可愛いねっ、リアルドールって感じ!!!」


「は、はぁ…」


「彼氏いなかったらさ、メアド交換しない?授業が終わった後にでもさ」


「え、普通に嫌なんだけど」


あたしの返答を聞いた前田大介は、ケラケラと笑い出す。


「あははは!!!聖ちゃん冷たいなぁ、面白すぎてヤバイ」


「どこら辺がヤバイのか分からないんだけど…」   


ガラガラッ!!


前田大介と話していると、教室のドアを乱暴に開ける赤い髪の男の子が目に入った。

 

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