表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
85/116

泣き虫モード

ヒューを待っている間は、アイテムボックスから出したら、シーツに3人を置き休憩する事にした。

今日はお礼として、2人にご飯ご馳走しよう…


てか、ヒュー凄い怒ってたような気がする…2人のことは相談する間もなく決まっちゃったし…それで怒ってるのかも…ちょっと気が重いな…


「ナギさん、彼はなんですか!私少し怖いんですけど…私何かやってしまいましたか…凄い睨まれた様な気がするのですか!」


?ケンちゃんを睨んでたの…?てっきり、私に怒ってるのかと…てか、ケンちゃんが落ち込む前に、ヒューのこと説明したほうが良さそうだな…


「彼は、ヒューっていうの。門番の仕事と冒険者稼業を並行してやってるみたい。とってもお世話になってるの…私とアムールの訓練を引き受けてくれたりね」


「そうなんですか…では、いい人なんですよね!怖くないですよね!私なんかにも、優しくしてくれるんでしょうか?」


「大丈夫だと、思うけど…あっ…アムールの保証人にもなってくれてる人なんだよ!だから、今日機嫌が悪いのも、不思議なくらいなんだよね…」


そこが引っかかるんだよね…ヒューは私が無理をした時くらいしか、怒らないし…基本的にめっちゃ優しいし…


「アムール君のほ……」


ん?ケンちゃんなんて言った?小さすぎて声聞こえない…


「え?すみません。なんて言いました?」


「アムール君の保証人が彼なんですか!?」


ケンちゃんが突然、血相を変えて私の肩を掴み、聞いてきた…ケンちゃんらしからぬ行動にビックリなんですけど…


「え…はい。そうですけど…って…何ですか急に!お…落ち着いて、ケンちゃん!な…何か問題なんですか?」


「ズルイ!私が保証人したかったです!なんで、私に言ってくれなかったんですか!ズルイです!…アムール君の保証人になりたかったです…」


は?えっと…


「そんなこと言われても…ケンちゃんに会ったのは、ヒューよりあとですし…登録する時には、まだケンちゃんと知り合っても無いんですから、しょうがないじゃないですか。」


そう。ケンちゃんに出会ったのは、登録してからだ…もし、先に出会っていたら、相談していたかもだけど、あの時はヒューしかいなかった。それを、ズルイと言われても…


「でも、ズルイ!わた…私が…(T-T)」


あー…泣き虫ケンちゃんモードに入りました…私の肩を掴みながら、だらだらと涙を流し、泣き始めてしまった…


このモードになると、アムールにしかどうにもできないんだよね…はぁ…取り敢えず、手を離して貰おう…


「ケンちゃん。一度落ち着きましょう。座って、お話ししましょ?ね?」


「私も…ぐすん…私も…」


ダメだ、卑屈モードより大変なんだよな…このモード…てか、私の指示に従って、座ってくれたのはいいけど、肩から手が離れることはなく、ケンちゃんが私に抱き付く形になってしまってるんだけど…すんごい重い…


「ケンちゃん…お…重いから、ちょっと離れてよ…ケンちゃ〜ん、きいてる?」


「私も保証人したいです…どうにかして下さいナギさん…」


いやいや…うるうるした目で見られても…これはもう、打開策を出さないと、ケンちゃん諦めないな…


はぁ………。どうしよう…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ