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ヒューとケンちゃん

お言葉に甘えて、保証人はけんちゃんになってもらう事になった。明日はお店を休んで、身分証を作りに行こう。


「んじゃ、明日はよろしくお願いしますね!ケンちゃん!さて、私はそろそろ帰りますね!」


夜も暗くなってきたし、これ以上遅くなると、帰り道が辛くなるしね…


「魔法で運ぶのは周りの目を気にすると、得策ではないので、今日は私が2人を家まで運びましょう。ナギさんはアムール君をお願いします。運べそうですか?」


魔法で運ぶのはやっぱりダメか…用心しないとだもんね…ここは素直に頼もう…


「すみません…ありがとうございます。鍛えてるのでアムール1人なら大丈夫です。よろしくお願いします。」


「気になさらないで下さい。それに、私も、もう少しアムール君とお話ししたかったですし…///そ…それではいきますよ!」


あっ…それが目的だったのね…ケンちゃん本当にアムールのこと気に入ってるな…

自分の発言に照れながら、2人を慌てて抱き上げる姿に笑ってしまう。


「ありがとう、ケンちゃん。」


ケンちゃんに続きアムールを前に抱き抱える形で持つと、以前より少し重くなったと感じるのだが、訓練の成果だろうか…あまり辛くない。


「いきましょう。」


「うん。」





門前ーーー


門まで歩くと、今日もまたヒューがいた。ヒューはいつも通り私たちを見つけ、驚いた顔をして近づいてきた。まぁ…朝の倍の人数になってるから当然か…


「ナギ…これどんな状況なんだ?なんでギルドマスターが2人の子供抱えて、お前といるんだよ。」


「どうも。ナギさんこちらの方は?」


あれ?なんかヒュー怒ってるかな…?

ケンちゃんもまた、モード入っちゃってるし…

私が動揺してしまいますけど…


「んーと…すんごい色々あった…要約すると、アムールの時と大体おんなじで、…けんち…ケンティルさんに助けてもらったの!寝ちゃったから、家まで届けてくれる所なんだ!」


なんか、言い訳みたいになっちゃった…

ヒューの眉間に凄いシワが…なにごと!?


「そうか…俺も今、仕事終わるから、ちょっとここで待ってろ。アムール持つの変わってやる。」


いやいやいやいや!仕事で疲れてるでしょ!申し訳ない!それに、そんなに辛くないし…


「だ…大丈夫だよ!ヒューの訓練のおかげで、運ぶのあんまりつら「いいから、まっとけ!わかったな、ナギ!」…はい。」



やっぱり、怒ってる!確実に…今ちょっと怖かったもん!どうしたんだろ…


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