私は鬼ですか?
2人は私を見るなり、ブルブルと震えだし、泣きはじめた…よくよく考えたら、この子たちまだ5歳だからな…
「ご…ごめんなざい…こ…こわくて…さからえなかったの…おねがいクレアだけは殺さないで」
「ごめんなさい…クロエを殺さないで…」
んーと…私を鬼かなんかだと思ってんのかな?
一応、助けたんだけど…まぁ、この子達にとっては、怖いかな…一連を振り返ったらね…
本当にお互いを思い合ってるんだ…守り合ってるって感じ。
はぁ…
「私の名前は、ナギっていうの。あそこにいる、アムールに貴方達を助けてと頼まれた。なんでも、2人が脅かされてる所を聞いちゃったみたいなの…」
「「え?」」
驚いてるな…今思うと、悪徳詐欺みたいな入り口だったしな私笑
「だから、一応私は、貴方達を助けたつもりなの!とって食ったりしないから、安心して?」
「でも、高い物壊しちゃったし…」
「壊したら、お金必要だし…」
「貴方達の命に比べたら、安い物だから大丈夫!在庫だって沢山あるしね。」
「「でも」」
全然信じてないな…私を恐怖の対象にしか見ていない…さっきも、少し近寄っただけで、身体を硬らせてたし…あれ…やっぱり、殴られたりしてたのかな…あっ!そう言えばさっき!
「さっき、突き飛ばされたとき、怪我とかしなかった?」
「だ…大丈夫です。ね、クレア」
「うん。大丈夫だよ。クロエ」
「ちょっとおいで。」
嘘だ…目が泳いでる。2人を手を引き、店の裏に連れて行く。服を少しまくると、身体中、痣だらけだった……ベドロのやつ!
「「みないで!」」
また、震え出す2人にかける言葉が見つからない…でも、はやく2人を痛みから解放させてあげたい。
「クロエ、クレア、ちょっとだけ話を聞いてね?実は私、とっても凄い魔法使いなの。」
子供は魔法が好きなはず。アムールで確認済みだ。
「「魔法!?」」
ほらね?食いついた!




