子供しか持てぬ純粋さ
ナギウーマン…とアムールが言った瞬間に、ケンちゃんは、体を固くして、こちらをみてきた…絶対引いてる!馬鹿にするんだ!私だって、ナギウーマンはきついと思った。あの時はノリノリでやったけど、今思うとっていうか、やった後すぐにキツイって思った!もうこれ以上、掘り返さないでよ!
若干泣きそうになりながら、ケンちゃんを見ると…
……ん?なんか、キラキラした目が…
「な…ナギさんって正義のヒーローだったんですか!?かっ…カッコいい!さ…サイン下さい!」
……。
「……。さ…サインです。どうぞ。私がヒーローだと言うことは、秘密でお願いします。噂が広がれば、ここには、いられなくなってしまうので…これは、ケンちゃんとアムールと私、3人の秘密です。わかりましたか?」
「わかった。ぼくいわないよ!」
「わかりました!約束します。」
ケンちゃんがちょっと、抜けてる人で良かった。本当に…切実に…
というか、そろそろ、店に向かわないとね…私の事を、喜びながら話し合う2人には悪いけど、そろそろ本当に間に合わなくなる…
「アムール、そろそろお店に行くよ!ケンちゃんにお別れ言おっか?」
「うん。けんちゃん、またね!…あっ!これ、けんちゃんに、あげる!ぼくとなぎでつくった、いちごのじゃむ、いっぱいたべてね!」
「私からは、昨日と同じで申し訳ないけど、サンドウィッチとりんごジュースです。ちゃんと、食べて睡眠をとってね?」
お手製ジャムとサンドウィッチ、そしてあのりんごジュースを渡すと、ケンちゃんは嬉しそうにした…
「あ…ありがとうございます!これで、今日もがんばれます!あの…この部屋から出ると、またさっきの様な態度にしなくちゃいけなくて…でも、決して、2人を嫌いになる訳ではないので、そこだけは、お願いします。」
なるほど、またあのケンちゃんになるのね…
「ちゃんと、分かってますから、大丈夫です!ね、あむーる?」
「うん!けんちゃんのことだいすきだよ!」
そこから、名残惜しくはあるが、別れを告げお店にむかうと、すでに何人か並んでいた…おー!感動!一刻もはやく開けよう…
この日も午前中には、完売したので、ご褒美に2人で隣のラビット焼きを食べました…
午後は暇だっため、真っ直ぐに家に帰り、朝の残りの訓練を多目にした。
そして、また明日売るサンドウィッチをつくり、その日もゆっくり寝たのであった。
なんというか、ローテーションが決まりつつある…




