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お爺ちゃんとジャンケン

さて、開店時刻になりました!

ただ今、朝の9時です。

人もパラパラと見えるようになったてきた…

その人たちのほとんどが冒険者である事が、わかった…普通に朝早くから出発するんだな…

よし、頑張って、呼びかけするか…道に出ての、呼びかけは禁止されているので、大きな声で歩いてる人に聞こえるように接客しよう。


「いらっしゃいませー」


「なぎ、ぼくもなにかしたい。することある?」


アムールには、試食のサンドウィッチを配ってもらおう…


「アムールには、私が呼び込んだお客さんに、試食用ののサンドイッチを、渡す係をお願いしていい?」


「わかった!ぼくがんばる!」







それから…2時間経ちました…全く売れません…

試食すら誰も食べてくれません…やはり、銀貨1枚は高いよね…冒険者の人たちはこちらに目を向けることもなく…足早に立ち去って行ってしまう…

もう11時になるし、なんとかしないと売れ残ってしまう…何か対策をしなければ…と考えていると…



「ん?アムール君かい?」


「あっ!おじいちゃん!」


「!!お爺ちゃん…こんにちは!」


服屋のお爺ちゃんだ!

開店のこと言ってなかったっけ…たまたま通りかかったのかな…


「どれどれ…ホッホー、これはこの前貰ったジャムをはさんだ、食べ物かい?」


「うん!ぱんでじゃむをはさんでるの!さんどうぃっちって、いうんだよ!ごししょくどうぞ!おじいちゃん!」


アムールは、試食のサンドウィッチを、どうぞ…とお爺ちゃんの前に出した。


「それでは、頂こうか…」


「どう?」


アムールが食べている所をじっと見つめていた…実は私も初のお客さんにドキドキして、凝視してます。すみません…でも、気になる…


「ホッホー!これは、うまいのぉ!今日は朝のうちに、儲けが結構出たのでなぁ…3個入りを、1つ頂こうか。」


おーーーーー!売れたー!物凄い嬉しい!

お爺ちゃんが、大きな声でうまいと言ってくれたので、周りの人がこちらを向いている。ふと、お爺ちゃんを見れば、こちらに、ウインクをしてきた…

皆んなに、美味しいよって知らせてくれてるんだ…

お客さんが、ここに買いに来てくれるように…


「はい!ありがとうございます!銀貨1枚になります!が、オープン記念のサービスチャレンジがあるんですけど、やってみますか?」


「ホッホー。でわ、やってみようかの!」


「アムールと、ジャンケンで勝負して、勝つ事ができたら、銀貨1枚が、なんと!銅貨6枚になります!」


そう!ギルドマスターから、開店日だけ、このサービスの許可をいただいたのだ!客寄せの意味も兼ねてね!


「なんと…そんなに割り引いていいのかい?わしゃ、強いぞ…ホッホー」


「ぼくも、まけないよー!」


アムールとお爺ちゃんのやる気は十分だ!この、説明を聞いて、周りにいた人たちも、気になってから集まってきた…


「では、おねがいします!」



「さいしょは、ぐー、じゃんけんぽん!」 

「最初は、グー、じゃんけんぽん」


結果は、アムールがグーで、お爺ちゃんがパー。

勝者お爺ちゃんです!


「おめでとうございます!お代は銅貨6枚です。」


「ぼく、まけちゃったー」


「ホッホー。悪いのぉ、アムール君。これも、年の功じゃな!では、銅貨6枚じゃ、また来るでな!」


アムールは、負けたが落ち込んではおらず、可愛く悔しがっている…かわいい…

お爺ちゃんも、安く買えて嬉しいのか、アムールが可愛いからか、ニコニコしている笑


「うん!またきてね!おじいちゃん!」


「ありがとうごさいます。また来てくださいね!」


「ホッホー。また、来るでな!」



今までは、皆通り過ぎる人ばかりだったが、お爺ちゃんのおかげで、お客さんがこの店を認識した様な気がする…こちらをチラチラ見ている人が増えた…

よし!呼びかけ頑張ろう!


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