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人は見かけによらない

冒険者ギルドーーー


ガヤガヤガヤガヤ…


なんて言うか…めっちゃうるさい…あちこちで言い争ってる声が聞こえたり、食事場でお酒を飲んでいたり…凄い…。窓口は何処ですか…


キョロキョロと周りを探していると、突然肩を掴まれた。


「おい。ここは女子供が来るところじゃねぇーぞ!母ちゃんか父ちゃんは何処だ?」


こ…怖いんですが!普通に心臓止まりそうになったんですけど!でも、話しかけてくれてるあたりを考えると、もしかして、心配して声を掛けてくれたのかもしれない。窓口聞いてみよう…


「えーと…お母さんとお父さんは早くに亡くなってしまいまして…今日は冒険者ギルドに依頼に来たんです…依頼窓口何処だかわかりますか?」


「そうだったのか…悪りぃこと聞いちまったな…すまん…ここは血の気が多い奴がいるから、気をつけろよ。窓口はあっちだ。んじゃーな!」


やはり、いい人でした!聞いてみて良かった!人は見かけに寄らない!とは、まさにこの事だ!


「はい。ありがとうございます。アムールいこ!」


「うん。おじちゃんありがとう。」


「おいおい!俺はまだおじちゃんじゃぁーねぇ!お兄さんだ!わかったか?」


「うん。わかった!ありがとう!おにいちゃん」


アムールがそう言って笑うと、その人は、手を挙げ口角をあげながら、「おう!またな!」と答え颯爽といってじった…


窓口の場所も分かったことだし、行ってみよう…


「すみませーん!依頼したいのですが!」


ん?誰もいない?

「すみませーん!」


「はい。何でしょうか…」


な…なんか、アムールを見た瞬間めっちゃ顔を顰めたんですけど、なに、この女の人…態度悪っ!


「えーと、私達の体力強化と護身術的なのを教えて頂きたいのです。その様な依頼は可能ですか?」


「はい。依頼は可能です。しかし、そちらの醜い獣人については、依頼を受け致しかねます…」










「………は?」


このクソババァ、なんて言った?


「ですから、貴女の依頼でしたら、お受け出来ますが、その醜い獣人の依頼を受けることは出来ないと、言ったんです。同じ空気も吸いたくないので、帰っていただけますか?」


………は?


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