愛と平和
「では、サンドウィッチの販売価格を決めましょう。ギルドマスター、ナギさん、アムール君の順番に考えている販売価格を言ってください。市場を考えると、サンドウィッチ2つで、銀貨1枚以下での販売はありえません。それ以上でお願いします。」
「俺は、2つで銀貨2枚だな…」
「わ…私は、銀貨1枚でお願いします。」
はい。皆さまお分かりだと思いますが、現在ミーナが司会を担当しております。
「ぼくは、なぎとおなじ!みーなさんは?」
「私ですか?銀貨2枚と言いたいところですが…。それでは売れません。そうなると、商売になりませんからね…」
そうなんだよ!そこそこ!誰も買わない!ランチに銀貨2枚は出さないもん!
「そうだよな…そう考えると銀貨2枚はきついか…」
どうすればいいんだ…
もはや、諦めようか…
と、考えていると、ミーナさんが、手を挙げた…
「提案しても、よろしいでしょうか…先程ナギさんがおっしゃってた、内容量を変えませんか?」
内容量?提供する量ってこと?
「内容量ですか?」
「はい。さっき食べた大きさの2倍が2つでというのが、どうしても引っかかります。2倍ではなく。同じ大きさで販売しましょう。それと、2つで銀貨1枚だと高い印象をお客様に与えてしまいます。ですから、数を2つではなく、3つにしてみてはいかがでしょうか?内容量も減りますし、銀貨1枚でも3つ食べられるとなりますし、どうでしょうか…」
なるほど…一つ大体銅貨3枚か…よき!
ギルドマスターは?
「確かに、許容範囲内といったところか…こんな案が出たがどうだ?」
「それでおねがいします!ありがとうミーナさん!本当に感謝感激です!」
よっしゃーーーー!
「じゃ、それで販売を許可しよう。手続きに入るぞ」
それから、書類に目を通して、サインを書いた…めちゃくちゃ、読むことが多かったが、仕方がない。商売とは、そういうものだ!多分…
「ところでナギさん。お店の名前はどうしますか?もう、お決まりですか?」
「あーはい。決まってます。」
「では、最後にここにお店の名前を書いてください。」
「はい。」
そう!お店の名前だけは決めていたのだ!
【ピース】 そう!平和である!
「ピースですか?どんな意味なのでしょうか?聞いたことがないのですが?」
「ピースは平和って意味なんです!平和が一番ですからね!ちなみに、アムールって意味は愛って言うことなんですよ!愛と平和…これが揃って私は幸せです。」
「ぼくも、なぎといるとしあわせ〜」
アムールかわいい…私の天使…この幸せがずっと続く為には平和であることが、絶対条件である!だからこそのピース!異論は認めん!
「素敵ですね!これからの、ナギさんの活躍に期待していますので、今後ともよろしくおねがいします。」
「そうだぞ!これからが、頑張りどきだからな!期待してるからな!」
「はい。がんばります。」「ぼくもがんばるよ!」
これからだ…2人で頑張っていこう…
こうして、ながいながい試食会が終わったのであった。




