収納バック
「アムール次はどこに行きたい?」
「ふくやのおじいちゃんに、いちごのじゃむあげる!」
「服屋ね!」
アムールやっぱり、服屋のお爺ちゃん大好きだな…たぶん、私抜きで初めて優しくしてくれた人だからかな…
服屋ーーー
お店を見るや…走り出して、お店にはいっていっちゃった…
「おじいちゃん!こんにちは!ぼくまたきたよ!」
「おー。いらっしゃい…天使さんがきたのぉ…ホッホー。元気じゃったか?」
「ぼくのなまえは、てんしじゃないよ!あむーるだよ」
「ホッホー。そうじゃったかい、だいぶ印象がかわったのぉ…アムール君今日はどんな御用かな?」
「ぼくね、いちごのじゃむをつくったんだよ!これ、おじいちゃんにあげる」
「ホッホー…贈り物なんぞ何年ぶりかのぉ。じゃむと言うのは、わからんが、ありがとのぉアムール君。」
「じゃむはあまいんだよ!とってもおいしいから、たべてみて!」
「どれどれ、一口食べてみるとしようかのぉ………これは美味じゃな…たまげた。一瓶ももらっていいのかい?」
「いいんだよ!あむーるおじいちゃんに、いっぱいたべてほしい!ずっといっぱいおはなししたいから!」
「ありがとのぉ…」
………世界は平和です…神様…この会話に、少なくとも私は入れません…見る専に徹します。
「あんたも、いつもいつも来るたびになんかしら頂いて、申し訳ないのぉ…」
微笑ましく眺めていると、申し訳なさそうに、こちらをみるお爺ちゃんと目があった…
「本当に大丈夫ですよ!こちらも沢山良くして頂いているので…天使も喜んでますし、良いってことにしましょう!」
「では、お言葉に甘えよう…ホッホー。そういえば、アムール君に丁度いい魔法のバックを作ってみたんだ…ちょっとこっちにおいで。」
魔法のバック?なんだ?てか、お爺ちゃん魔法の使えたんだ…
「こないだまでは、体調が悪くて、とても魔法なんぞ使えなかったんだがのぉ…運良く改善したんで、お礼にと作ってみたんじゃ。ほら、これじゃ。ホッホー」
魔法まで使える服屋さんって…万能?
普通の小さめのバックだけど、何が違うのかな?
「これは、枠が20個の収納バックじゃ。」
「しゅうのうばっく?」
「そうじゃ、どんな大きさなものでも、20個までなら収納する事ができるんじゃ…重いものでも軽いものでも、大きいものでも小さいものでもなぁ…」
えっ?絶対高価じゃん!
「それって、凄くないですか?絶対高価ですよね…頂けません…
「いいんじゃ、いいんじゃ。元気になって、もう、これの他にいくつか作れたからのぉ!気にせずに使っておくれ。それに、アムール君にはジャムを頂いたからのぉ…それのお礼だとでも思っておくれ…」
「ありがとう!ぼく大切につかうよ!わぁ〜ぴったり!」
ビックリする程アムールにぴったりだ…この間買った服に合わせたデザインになってるし…用意していてくれたんだな…優しさがしみる…お爺ちゃんと出会えてよかった…
「ありがとうございます。」
そこから、しばらくはなし、アムールがバックに何か入れたいと言いはじめたので、お財布を買い、入れることになった。もちろん、お爺ちゃんから買った。財布の中に銀貨1枚入れたもの渡すと、喜んで収納バックにしまっていた。私が持っているジャムも渡すと、飛び跳ねて喜んでいた。
可愛い。




