意外と呆気なかった
商業ギルドーー
ヒューを連れて3人でギルドに着くと、すぐにミーナさんを見つけたので、駆け寄る…
「ミーナさん!お待たせしました!」
「あっ!ナギさんお待ちしておりました。思ったより早くて驚きました。」
「身元保証人なんですけど、私とこの方です。」
「おー久しぶりだな…俺がこいつの身元保証人って事になった。宜しく頼むな!」
ん?知り合いだったのかな…?
「ロマン様でしたか…ならば安心ですね…」
「おいっ!家名で呼ぶなよ…恥ずかしぃだろ!」
ヒューが顔を赤くしている…
仲良しのようだ…ミーナさん笑ってるし!てか、鑑定した時はそんなに気になんなかったけど、ロマンってやっぱり、ちょっとキザっぽい…笑
「別に恥じる物でもないでしょうに…ロマン様は置いといて、これから手続きを致します。アムール君は右手を水晶の上にかざして下さい。ナギさんとロマン様はアムール君の手の上に、重ねて手を置いてください。」
言われた通りに3人の手を重ねる…アムールの小さいな…本当に子供の手だ…反対にヒューの手は大きくて硬い…2人の手に挟まれていると…とっても安心する…
「では…行きます。」
ビリッと手に静電気のようが走った…
「これで、終了です。こちらアムール君の身分証になりますので、なくさないようになさって下さいください。」
なんだか、呆気ない…でも、ちょっと痛かったのはみんな同じのようで…ヒューは手を空に降っている…アムールも私と自分の手を交互にじっと見つめて、キョロキョロしていた。まぁ…無事に終わってよかった…
「はい。ありがとうございましたミーナさん!ヒューもありがとう!」
「おう!全然気にすんなよ!んじゃ、俺はこの後用事あるからよ…またな!」
用事あったのか…なのにコッチを優先してくれたんだ…感謝…してもしきれないな…せめてお礼だけでもたくさん…
「うん!またね〜!今日は本当にありがとう!」
「アムールもまたな!」
「ぅん…ひゅぅ…また…ね」
ヒューを見送り、ミーナさんに向き直る。
「あの、ミーナさん…買取お願いしたい物があるんですけど、今大丈夫ですか?」
そう!私今日こそ、ポーションを売ります…何故って…もうお金の残りが少ないんです…なんだかんだ言っても、やっぱり世の中お金も大事ですからね!
「はい。構いませんよ。此方の部屋でお待ち下さい。ギルドマスターを連れてきますので」
「はい。お願いします。」
アムールにちゃんと説明しないと、また心配かけちゃいそうだから、最初にしておこう…
「アムール…?緊張しなくて大丈夫だよ!みんな良い人ばっかりだからね!今から私が作ったポーション売ってみるから、ちょっと隣で静かにできる?」
「あむーる…しぃー…できる…なぎ…となり…いる…しぃー…する」
…なんて天使…!
「うん!いいこ!終わったら、美味しいもの食べようね!」




