ギルドマスターお怒りです
「お待たせしました。…?君は初めてみる子だね?名前は?」
「ぼく…あむーる…よろしく…する」
可愛いい…成長を感じる…
「おー!アムールかぁ…挨拶できてえらいな。よろしくな。俺はここのギルドマスターをしているギルサンダーだよろしくな!」
「うん…ぼく…いいこ…よろしく…する」
「んで?今日は何を売りにきたんだ?」
…アムールの魅力に引き込まれてしまった…気を引き締めよう…
「えーと…ポーションです。一応薬師をしていまして…買取可能ですか?」
ん?顔が曇った…買取してないのかな…
「ポーションか…買取は大丈夫なのだが、ギルドでは初級からしか買取をしていないけど、大丈夫か?」
?初級からって、そもそもポーションは初級からでしょ…?ちがうの?
「…?ポーションって初級以下あるんですか?」
「っえ?そりゃ…あるさ。稀ポーションや、クズポーション。ハズレポーションに、極小ポーションとかな…まさか知らないのか?」
そうだったのかぁーーーー!薬師という嘘がバレてしまう!!あ…焦るな!まだばれていない!
「……し…知ってますよ!何言ってるんですか!まぁ…ある事を忘れてたと言いますか、なんと言いますか…とりあえず!初級以下では無いので大丈夫です!」
なんとか…ナッタカナ?
「…まぁ…そういう事にしといてやる…どれ見せてみろ…」
ふぅ…汗 めっちゃ焦った…とりあえず3種類だけもってきたから、ちゃっちゃと売って、家に帰ろう…えーと…
「とりあえず、全部10個ずつ持ってきました。いくらくらいになりますかね…」
持ってきたポーションを30本机に並べると、冷たい視線がとんできた…
「………………?あの…ど…どうしました?」
「…………ナギ…俺は上級ポーションをみたことねーよ…」
へぇーギルドマスターなのに、上級ポーション見たことないんだー…………。
「……!?はっ?」
「…はぁ…説明するとだな…。とりあえず、ポーションってのは色で見分けがつく。上級が赤、中級が黄、初級が青。それ以下は茶色だったり、混ざり合った色をしているんだ。冒険者が普段つかうのが初級ポーションだ。しかし、みな初級ポーションを水で薄めて使う。何故なら高価な物だからだ!だから、買うことができないやつらが、クズとハズレポーションを買うんだ…確率は低いが回復する時もあるからな…因みにギルドに常備されているのは中級までだ…大きいギルドに行けば上級もあるだろうが…ここにはないんだよ!なのにお前は…なんでもないように、だしやがって!…さっきまでは気が付いてない振りをしてやったが…もう限界だ!なにが、一応薬師を…だ!大先生なんですか?は??なにが取り敢えず、10本ずつだ!アホか!馬鹿なのか!?上級なんぞ貴族や王族しか備えておらんわ!わかったか!チビ!」
マジ切れじゃん!は?そんなに高価な物なの?私在庫めっちゃあるんだけど!ど…ど…どうしよ…てか、てか、顔が般若なんですけど!怖いんですけど!ここは、素直に謝ろう…それしかない
…だって、怖すぎる!!!
「…ずみまぜんでぇしだ〜(土下座」
「ギルドマスター…一応ぉ…お客様なので…気持ちはわかりますが、冷静に…ほら、ナギさんも椅子に座って泣き止んで?アムール君心配してるよ」
ミーナさん…貴方は神ですか…神なんですか…
アムールも心配かけて、ごめんね…
「すまん…ちょっと、自分を見失った…ミーナありがとう…気を取り直して…ナギポーションを見せてもらおうじゃないか…」
ギルドマスターは登録とはまたちがう水晶を取り出した。なんでも、これで見極めるそうだ…
なるほど…水晶の下にポーションを置くと、それぞれの色に水晶が変わるというものだった…
「ほぉ…本当に全て本物の様だな…全部買取となると、ちょっと難しいなぁ…」
「うぇ…買い取って貰えないんですか…ご慈悲を…どうか…ご慈悲を…」
こっちはもう…約金貨4枚しかない…なんとかせねばならんのだよ…おー神よ…
「買取はするから安心しろ…ただ全部は無理だ…商業ギルドにそこまでの金はねぇよ。」
よかった!ほんとに!よかった!まだ私は神に見放されてなかった!
「ありがとうございます!」
それからギルドマスターはたんたんと話はじめた…
「そうだな…まず、初級と中級は全て買い取ろう…初級が1本金貨10枚で金貨100枚。中級は1本金貨50枚だから、金貨500枚だ。上級はそうだな…2本が限界だな…1本金貨200枚だから、金貨400枚だ…トータルで…えーと、金貨1000枚だな…生憎うちには、白金貨はねぇが、大金貨はある。大金貨と金貨どっちの支払いがいい?」
「……………………………。」
「おい…これが、適切な値段だからな?」
「……………………………。」
「なぎ…なぎ…だぃ…じょうぶ?」
「…………………………マ?け…けたをぉ…お間違えではないですか?…」
…マジで?桁間違えてない?それとも聞き間違い?
「…?とりあえず、本当だ…受け入れろ…んで、金種はどうすんだ!とっとと決めろ!」
……まじ?ほんと?本気?てか、正気?っと怪しむ感じの目を向けると…ギロっと逆に凄い目でにらまれた…こわっ…
「き…金貨でお願いします…」
「わかった。ちょっと待ってろよ!なにか、言うことはあるか?薬師さん」
何か言うこと…もう、一つしかありません…
「…誠に申し訳ございませんでした」




