責任と脱出
ヒューが出て行ってから、私は数分固まりながら、考えた。
ヒューに私は一体何をしてしまったのだろう…?ヒューのあの感じから見て、大したことをしてしまったようだ…
かなり、やらかした気がする…
とりあえず、誠心誠意謝ろう…
そして、本当に…その、なんていうか…取り返しのできないことをしていたとしたら…責任を取らなくては…
よし! バシン
両頬を叩き、立ち上がり、部屋を出た。
ヒュー部屋にいなく、外を見ると既に着替えており、ランニングしていた。私も急いで合流しよう。
っと、その前に4人を起こさないとね…
最初はアムールとケンちゃんからいこう。
2人が眠っている部屋に入ると、アムールは既に起きていて、目があった。しかし、起きてはいるんだけど、ケンちゃんに抱きつかれており動けない様だ。
私が見る限り、アムールの胸にケンちゃんが顔をくっつける形で抱きついている……
普通逆じゃない?
そして、私を見つけると、アムールは少し困った様な顔のまま、身動き取れなそうにしている…恐らく、ケンちゃんの力が、思ったより強く、身動き取れないのだろう…
「アムールおはよ〜。ヒューがもう訓練始めてるから、アムールも着替えていこう…って言いたいところだけど、その前にケンちゃん起こさないとね…」
「ナギおはよ。ずっと、起きて〜って言ってるんだけど、ケンちゃん全然起きてくれなくて…どうしよう…」
やはりそうだったか…
身体揺すってみるか…
「ケンちゃ〜ん!朝だよ!おきて〜」
「ん〜む…ぁむ…るくん…」
「ぐ…く、苦しいよ〜ケンちゃん…」
こりゃダメだな…
さらに、力強く抱きつかれてている…
じゃぁ…私の作戦で起こすしかないか…!
アムールにも、協力してもらうことになるけど、必要な事だから、頑張ってもらおう。
「アムール、ケンちゃん起こすために、協力して欲しい事があるんだけど、大丈夫?ちょっとだけ、大変かもしれないけど…」
「大丈夫だよ!僕頑張る!」
よし、アムールも頑張ってくれる様だし…
やりますか!
「よし。んじゃ、今から説明するから、その通りにやってみて!多分すぐ起きると思うから!」
「はーい」
その名も…
アムール脱出大作戦!!!




