表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
228/230

猫日代表の健闘

「悔しいですね。もう一歩だったのに」

 今朝、開口一番に猫田くんが言いました。


 猫日時間のきょう未明、ルシミャで開催されているサッカーワールドカップの決勝トーナメント一回戦で、猫日代表が優勝候補の一角のベルミー代表と対戦しました。

 厳しい戦いを乗り越えてグループリーグを突破した猫日代表は、不利との前評判を覆して一旦は2対0とリードを奪いながら、猛反撃に遭遇して2対3で敗れてしまったのです。


「ほんと、勝てると思ったのにね」

 私もテレビで観ていたのですが、世界ランクでは61位の猫日が、はるかに格上とされる3位のベルミーを後半なかばまで圧倒していました。

 途中まで勝った気分でいただけに、私も悔しくてなりません。

 

「2点リードというのは、意外と危ないスコアだそうです」

「そうなの?」

「ええ、元サッカー部の友達の受け売りですけど」

 2点差からの同点は、追い付いたチームには1点差からの時よりずっと勢いが生まれるし、追い付かれたチームは精神的に追い込まれてしまうとのことです。

 私はサッカー経験はないですが、確かにそうなのだろうと想像します。


 今回のワールドカップは、勝ち進んで欲しかったという本音はあるものの、猫日代表が世界で戦えるということを示してくれたと思います。

 開催前には国内にさえ弱小国扱いで期待しないという声もありましたが、そのようなことを言う猫はもういません。 

 開催国のルシミャでも日に日に注目されて、今日の試合の猫日サポーターの中には「必勝」の文字の鉢巻きをした地元ルシミャの猫も結構いたみたいです。


 次回4年後には、猫日代表が優勝候補と呼ばれるチームに成長してピッチに立っている姿を見たいと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ