第5話 「あれ、ゲームじゃないの?。」
逃げる一択でw。
状況も分からない中、彼は武器を使えない=貧乏性なんです。
奥へ進むとはしごがあったので、選択しなければいけない。
1.登る。
2.降りる。
降りるとあの骸骨兵士達と再び会えるのだろうか?。
でも会いたくはないから登るを選択した、ライフルをたすき掛けにして腹の前にして足をかける。どこに出るのか、何が待っているのか?。
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で、どこまで登るのか?かれこれ2時間は登り続けている。
壁に固定されてるタイプでよかった、縄梯子だと途中で落ちてるかもしれないなぁ。
こんなとこで上から攻められたらやばいよなぁ~なんて考えてたら足元の方からゾワゾワした感じが迫ってくる。
なんかーやばい、やばい感じがする、ヴァーチャルゲーム内での感なんて初めてのことだが落ちてからなんか違う気がする急いで梯子を駆け上る。
下から何がくるんだろう~どんどん嫌な気配が迫ってくる、これはまじヤバイよヤバイ
ゲームの身体じゃなきゃ足がもつれて・・・足がもつれてるよ?どういうこと?。
もしかして、
もしかしたら
ゲームじゃない?。
だとしたら、これめっちゃヤバイ状況??。
手が梯子じゃない何かにあたり、一気に身体を引き上げる。
石の床の上を転がるように穴の傍から離れるのと、下からせり上がってきたものが竪穴を駆け上がっていくのがほぼ同時だった。
床の上で出来るだけ気配を殺しつつそれを見送る、けして目を合わせないようにそれはもうビビりまくっていたけれど。
それはゆっくりと床の上を睥睨し大きく口を開けると炎を吐き出し、床の上は炎で覆い尽くされた窪みにいる俺も例外なく焼きつくされ死に戻りするはずだった。
そうだったら、この世界から脱出できてたかもしれないけれどそうはならなかった。
なぜなら助かってしまったからに他ならない、あの瞬間窪みが更に沈み込み俺を包んで落ちていったからだ。火炎は床の上を這い、舐め尽くし窪みがあったであろう場所もろとも炎が満ちた。
窪みは一匹のスライムだった、俺を助けたわけではなく捕食した餌とともに焼かれるのを避けて逃げただけだった。
落下の衝撃もスライムが受け止めてくれたので俺自身に怪我はない後はじわじわと消化されるのかとおもいきや、落下の衝撃でその体内から弾き出された。
体中に微酸を纏う事になったがその御蔭て再度捕食されることはなかった、自分の臭がするからかもしれない。別の獲物を求めてそのスライムは移動を開始したので、取り立てて行く先のあてがない俺は距離をおいてついていくことにした。
露出してる皮膚がチリチリするのでとりあえず顔についてる分は拭い取った、他は服も別段ダメージはない、一応対化学戦も考慮に入ってる戦闘服だけのことはあるゲーム内設定だけど。
ゲームはゲームでもこりゃRPGだよなぁ・・・VPSにドラゴンやスライムは出てこないし、運営会社のサーバーが混線でもしたか?メンテナンスでアホなアルバイトがサーバーを入れ間違えたとかか?その影響かなぁどうにもメニュー画面が出てこない、これじゃあログアウトも出来ないしサーバーが違うからかチャットも出来ない・・・というか画面でないしマップも見れない・・・やっば、VCSか?あれかゲームに似た異次元に迷い込んじゃったパターンかな?。
21世紀の中頃に地球を含む銀河系はと在る宙域に差し掛かった、そこはとても次元の境界が脆いところで、条件が整えば簡単に別の世界に転移してしまう場所らしい。この宙域がどれ位続くのか理解らないと国際宇宙省が発表したがほとんど誰も気にもとめなかった。
一部被害者とオタクと呼ばれる人種が納得したに過ぎなかったーそれなら仕方ない・・と。
いや、そんな事あるわけ無いじゃん~と当事者は思い込みたいだが、この後もそうとしか思えない現象や光景が俺の前を通り過ぎていく、いや誰か説明してよ・・・ねぇ?
いるんだろ?こういう世界にはさあ、気楽に答えてくれる神様ってのがさぁ・・・
お----------い! 聞こえてる?。




