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第三話 「銃弾が当たらない。」

ファンタジーな世界に近代兵器は対応できるのか?

再生しちゃう相手に消耗する弾。


「ゾンビのほうがマシだ~。」と言いながら、走る俺がいる。

階段の前に居た骸骨兵士の頭部をピンポイントで狙撃した結果、頭蓋骨は砕け骸骨は崩れ落ちるはずだった・・・というか普通そうなるだろ~なんで俺追われてるんだろうね?。

眼窩から入ったライフル弾は偶然?空いていた後頭部から外へ抜けて背後の階段を粉砕し、

当の本人がこっちに気がついて仲間を呼び寄せて俺を追い立ててる。


迎撃しようにも貧乏症な俺は残弾が気になって散発的に撃ち返すことしかしてない。

当たらない分結果損してることに気がついたのは3つ目の角を曲がってからだw。

廊下は走るな!という張り紙があったような気もするが、多分気のせいだろうーもうどこの角を曲がったのかさえ覚えていない程走ってるんだが長い通路だわココまるで迷宮?。

そう思った時に角を曲がって足を止め後方を伺う、ガチャガチャと骨がぶつかりながら進んでくる音が聞こえる。


迷宮なら走り回っちゃだめなんだよな…余計に深みにハマる。

左のサスペンダーに付けてるパイナップルを外して準備をする音が近づく、そっと覗いてみるあと10メートル程まで近づいてきてる、グリップ握りピンを抜いて構えるもう一度覗いて奴らの方に転がした。

3.2.1. ズド~ン!!という音と爆風に骨が混ざって飛んで来る。

再び覗いてみると、骨の山が通路にはできていた動く気配はない、ただ粉の骨の塊が厄介でそのままにすると再び結合して元に戻る、最初に乱射してバラした時に気がついた数分で復元するのだ。

とはいうものの効果的な方法は理解らない、こういうのは何か核になる物があるはずなんだけど探す時間在るのかな?。


来た道を戻ることにする幸いなことに床の上に埃がたまってたからか足跡が残っている、

骸骨たちの足跡とはあきらかに違うコンバットブーツの足跡だ間違いようがない。

階段の前に戻ると骸骨兵士が一人?残っている、こいつを撃つとまた振り出しに戻るのかな、とりあえず動かないようにできるかな・・・膝の関節を砕けば動かないはずだが

さっき外したのは落下してライフルを落とした時に銃身が歪んだからだろう。

とは言うものの今ここで修正射はできない、ここは俺の幸運値に期待してやるしかないとこだな。


しかし、当たらんなぁ・・膝の関節狙っているのにその上下に散らばってる。

骸骨兵士?なんかもう粉々になってるけど、なんかもう意地でね・・・・。

しかし、当たらんな~。

マガジンを交換して、残骸の上を通り過ぎて階段を登る、ダミーじゃないことを

祈りながら扉を開ける。もちろん少しずつ慎重に・・・


そこは陽光があふれる地上だった・・・らよかったんだが、建物の中が続いていた。

もっとも先ほどと違い出口に骸骨兵士の姿はない、他の何かが巡回していないかしばらく様子を見たあと扉を抜けて後ろ手に閉めて通路の左右を確認し右手に見える扉の方に向けて歩き出した。この床はあきらかに誰かが手入れをしているらしく埃が積もっていない、つまり手入れをする何かが存在するということだ、そしてそれは階下の骸骨兵士を従える相手ということになる。


歩きながら装備を再点検し、少し悔やむ事になる。

流石に使いすぎたかな?意地になったけど撃ち尽くさなくてもなぁ・・・

通路が交差するところで壁際に張り付き手鏡を使って交差する通路の様子を伺う。

巡回の兵士もとい、モンスターが見えた。

あれは骸骨じゃないな、たぶんオークじゃないかな?ちゃんと皮膚があるし

色が緑っぽいけど鎧みたいなの着てる、二人いや二匹か・・・反対側には~いない。


コッキングハンドルを引き初弾をチャンバーに送り込む、セレクターは3点バーストに

彼らが音に気が付いて振り返った時はロックオン、すかさずトリガーを引くまず右の一人

の顔を吹き飛ばして、駆け出す左のオークの胸を撃ちぬくが怯まずに進んでくる。


「うそっ~。」


頭部にポイントして引き金を絞る、首から上が吹っ飛んだまま身体が進んでくる。

その身体を躱して進むオークたちが歩いてきた方に何もないが、進む方には壁がある行き止まりなっていて、そこには扉がある

今の銃声で他の警備?モンスターが集まってくる前に扉まで走る。

扉を開ける前に振り返る、通路にはオークの死体が2つ転がっている。

ふと横を見ると突き当りだと思ったが横方向にすすめる隙間が空いている、

幅としては1メートルほどか余裕で通れそうだ、その向こうは見えないが

もしやと思って振り返るが反対側は完全な壁だった。

扉を開けて中を覗き再び閉める・・・開けなきゃ良かった・・・。


右のサスペンダーに残ってるパイナップル(手榴弾)を取りピンを抜いて、再びドアを少し開けて放り込むと素早く閉めて、先ほど見つけた空間に滑りこむ。

ドアの向こうで爆発音が聞こえるが振り返りたくはなかった。


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