ボクの琴線 ⑥ー①どハマリでした 『タフ TUFF』シリーズ
社員寮のWi-Fiのおかげ?
今日は、まだ、ネットが使えます。
どハマッてたなぁと思い返す作品。
Vシネ(レンタル・販売市場専用作品)から劇場版展開もした作品。
怖いエグいが基本的に嫌いなボクが、珍しくややエグいこの作品にハマッてました。
原田眞人監督。
近年だと『関ヶ原』とか撮ってましたでしょうか?
エグいって言っても痛々しい残酷場面の意味ではなく、汚くえげつない生きざまが多々登場します。
だけど、どこか美しい……。
どこか哀愁がある。
魅力について語ると長くなります。
うろ覚えですが、たぶん『Ⅰ』『Ⅱ』、『Ⅲ』『Ⅳ』『総集編』、『劇場版』で味わいが違ったように思います。
うろ覚えでネタばらします。
先に視聴をお薦めしますが、ボクは何度も何度も借りた作品ですので、ネタを知っていても充分に楽しめるとは思います。
『Ⅰ』『Ⅱ』。
生々しさが強い時期。
宅配ピザ屋のバイトの主人公は、負傷した殺し屋の逃亡を手助けすることを条件に、殺し屋に弟子入りします。
初めての殺しは、師匠が閉ざしたバスルームの中で、素手で女性を溺死させます。
たぶん、人を殺すということを実感させるためでしょう。
まるで蜘蛛の捕食場面みたいに、パタパタと見苦しく無言で組み合い、荒い息で初仕事を終えます。
そして、師匠と共に大きな仕事に参加します。
詳しい話が謎のまま出掛けると、そこは巨大な施設の地下空間。
同じように連れて来られた別の殺し屋グループと殺し合う、というもの。
実は黒幕は大手総合商社で、裏ルートで高額で販売する『殺し合いの殺人ビデオ』を撮影するのが目的でした。
「誰一人、生かして帰してくれない……」
そう察した師匠のおかげで、主人公だけが脱出に成功します。
なんとか師匠の家に帰りつきますが、そこにも追手の手は回っていました。
なんとか師匠の奥さんと逃げた主人公は、師匠の友人で奥さんの前夫である殺し屋と、逆襲を始めます……。
荒い、生々しい。
それにね、なんというか、狂ってるんです。
もうほとんど覚えてないんですけどね、「狂ってる」と感じた、でも妙に納得してしまう場面。
これ、同じ監督の別の作品、『復讐の天使』=『KAMIKAZETAXI』にもあるんですけど。
仇を討つんですよ。
銃弾を受けて相手はあと数分の命、で、相手は言うんです。
「もうしばらく居てくれねぇか。
独りにしないでくれよ……」
これ、『KAMIKAZETAXI』では朴訥と、この作品では相手と顔見知りなこともありますが、とても優しい表情で傍にいるんです。
と言っても主人公じゃありません。
助っ人の殺し屋さんなんですが。
これね、なんとも言葉にできないんです。
ボクの語彙では。
「狂ってる」と思う強い違和感と、なんとも言えない説得力があるんですね。
ちょっと色合いの変わる“続き”は次回。
できれば、お付き合いしてほしいなぁ……。




