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いろんな(メディア的な)ジャンルに想いを馳せて  『マッハ!!!!!!!!』の失敗

 アクション映画です。

 知ってる方は、どれぐらいいるでしょうか?

 ノー・ワイヤーアクション。

 ノー・CG。

 本格(古式)ムエタイと、スタントマン無しの超人的アクション。


 良かったと思います。


 劇場で観ました。

 レンタルが出たら(DVDかビデオテープかは忘れましたが)、何回も借りてアクションを分析しました。


 実は……

 影響を受けてキックボクシングのジムにも通いました。


 グリーンツダマンション。

 2階が亀田興毅さんが移籍でモメたボクシングジム。

 1階が別経営のキックボクシングジム。

 股関節が硬すぎてミドルを蹴るたびに激痛が走り、数ヶ月で挫折しましたが(笑)




 ただ、ハッキリ言うと、この作品には、とても残念な面もあったんです。



 理由は温度差。


 もっと根本的な理由は、信念にこだわり過ぎたこと。




 主人公は火の着いた足で膝蹴りをキメたり、決死の戦いを繰り広げるんです。


 何のために?


 盗まれた村の仏像の頭部を取り戻すために。



 村の信仰の対象の仏像。

 そーゆー仏像を美術品や飾りとして海外のお金持ちに売りつける悪人たちに、首だけ持ち去られたんですよ。

 それを取り戻すために、村の青年が戦うんです。



 いや、大切なことです。

 命を賭けたっておかしくない。

 否定はしません。

 否定なんかしたら、誰ぞにお説教されそうです。

 あくまでもボク個人の感想です。

 あくまでもボク個人の感想ですが……。


 主人公が必死になるほど、決死の戦いを繰り広げるほど、……冷めちゃう。


 文化的な差でしょうか。

 一応、ボクは信心深いほうです。

 でもね……気持ちがね……追いつきませんでした。


 ボクが、戦う、命を賭ける、ってことに生真面目きまじめ過ぎるだけなのかも知れませんが。


 納得できる情緒が無かった。




 なぜ、こんなストーリーになったか。

 それは、パンフレットに書いてあったと思うんですが、監督の信念が原因だと推測してます。


 この映画を通じて、若者たちに、自分の国にも外国に負けない素晴らしい文化があることを自覚してほしい。

 たしか、そんなことが書いてあったと思うんです。

 そういう信念が影響したんじゃないのかな……。



 昔、夏目漱石先生やミヒャエル・エンデ先生の本で読んだ記憶があるんです。

 主旨しか覚えてないんですが、


 象徴やメッセージとかにこだわり過ぎちゃいけない。

 社会に対して問題意識を持っていれば、それは作品に自然に投影される。

 ただ、面白いものを書こうとすればいい。って。



 話は長くなりましたが、今回、言いたいのはそーゆーことです。

 そーゆー考えがあれば、この作品もいろいろ変わったんじゃないかな?って。


 で、これは、スグにいろいろ理屈で執筆を考えてしまう、ボク自身の反省でもあるんです。




 

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