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キシローへのバッシング:6

 障がいがあれば手助けが欲しいと思うのは自然なことだ。

 しかし普通学校でその子にだけ支援者がついていると、他の子どもとの不公平さはないだろうか。

 今は医療技術の向上などにより、昔は助けられなかった、障がいを持って産まれる子供が以前より増えている気がする。

 この子たちが生きやすい社会、この子達がのびのびと暮らせるには、多数派のまだ温かとはいえない視線に耐えることなく、理解ある多くの支援者に囲まれている方が幸せではないか。

 早期発見し、早く自分の障がいに気づくことで本人のためにもなる。

 ある発達障害の子供は言語発達に遅れがあったが、今は投薬も受け、障がい児保育施設で他の子供と比べられることなくいきいきと暮らしている。

(◯日新聞より)


 この差別の厄介なことはあくまで『あなたのため』『みんなのため』を装っており、柔らかな言葉づかいで、善意で、しかし実はそれは本当に彼らの為か?は抜けている。

 あまりこの話ばかりすると本筋から離れてしまうので、どうか読者の皆様には自分で調べて欲しい。

 キシロ―の言ったことは無駄だったのだろうか。

 なんの括りもない我々が、めいめい幸せになる日は遠いのか?

 また一揆が必要なのか?

 それからのキシローの発言は、話題にこそなれ、もっぱら冷笑によって迎えられたのだ。


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