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日々の生活に疲れた45歳が異世界で若返り、第二の人生をまったり満喫する♪はずっだったが、色々ほっとけない!   作者: 夢叶


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33 隠れダンジョン


翌朝、朝食と身支度を済ませた私たちは、ダンジョン捜索に行くことにした。

鑑定で見付けられたら良いのだけど、期待せずにいよう。


「どんな魔法を使うんだ?」


ルドが興味津々で聞いてくるが


「ただの鑑定だよ?見つかるかは分からないけどね」


そう答えると、クロが怪訝そうに眉を寄せた。

「お前鑑定持ちなのか?俺らの事も…鑑定したのか?」


「してないよ!人を勝手に鑑定しないからね!して欲しいならするけど?」


そう伝えると二人は黙り込んでしまった。しばらくしてから、クロが


「必要な時が来たらお願いするかもしれないが、今はしてほしくない」


やはり何か訳ありの様で、隠蔽してたし…

私は「その時は言ってね」と告げ、岩の方から鑑定していくことにした。


「鑑定」

〈大きな岩?〉何か秘密があるかも…?


「この岩の何処かに秘密がある?みたいだよ」


三人で岩場を手分けして調べることにする。

私はできるだけ上の方を見て探し、二人には足元の草を掻き分けながら探していく。

しばらくすると――


「ココ!何かの暗号見たいのがあるぞ!」


ルドの声を聴くと同時に、クロと側へ駆け寄ってみると、草を掻き分けた岩の根元付近に、何やら文字らしきものが岩肌に直接刻み込まれていた。


私はしゃがみ込み、その文字らしきモノを見てみると……!!

これって……日本語だよね!?

私が驚いていることには気付かずに、ルドとクロは互いに話合っていた。


「これって暗号じゃねえか? それとも、何かの文字なのか?」


「暗号の様な……文字……どこかで見たような……」


ルドは興奮気味に話しているが、クロはブツブツなにやら考えているようで……

どうしよう……読めることを話した方がいいかな……頭を悩ませていると――


「――あっ!」


突然、クロが顔を上げた瞬間、何かに気付いたように目を見開き、大きな声を上げた。


「思い出した!これは勇者と聖女が使っていたとされる文字と似ている!!」


「「えっ!?」」


私とルドは別の意味で驚いた。


な・ん・だ・と!!


勇者と聖女って昔話の?えっ。その人達は日本人なんですかーーーー!?

驚きの余り声も出せない私とは代わって、ルドは「すげぇー勇者の痕跡かー!?」と騒いでいる。


とりあえず私は何が書かれているのか、読んでみる事にした。

そこに書かれていたことは……




『これを見付けてくれたのが日本人ならうれしく思う

 ここには生活ダンジョンを作って隠してある

 悪用される事の無いように封印を施してあるが、必要になった時には使ってもらいたい

 封印解除の呪文は「いらっしゃいませー本日開店営業オープン」と大声で唱えると封印解除されるよ』




なんだと・・・生活ダンジョンて…スーパーみたいなモノなの??

しかも、封印解除の呪文って呪文では無くて、ただの挨拶だし……私が大声で言うの?







……必要無いからこのまま黙ってても良いのでは?








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