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日々の生活に疲れた45歳が異世界で若返り、第二の人生をまったり満喫する♪はずっだったが、色々ほっとけない!   作者: 夢叶


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32 ダンジョンの入り口を確認してみる?


なんとも言えない表情の二人はボソボソと話し合っていて…ようやく話がついたようだ。


「…やはり、武器は持っていた方がいいとは思うんだが…なんと言うか…それって…包丁?…だよな?」


…ルド…どっからどう見ても包丁にしか見えないよ。改めて確認しなくてもいいんじゃねぇ?

私は苦笑いして答える。


「包丁意外の何に見えるのよ!?」


「「だよなー」」


みんな仲良くガックリ肩を落とす。

だってしょうがないじゃない?これしか武器は無いんだから…?


ん!?


待てよ…もう1つあった…確か…そう!

ドラ皮の手袋!!なんか素手でもドラコン倒せるとかって鑑定さんに出てだはず…

そっとポケットからと出す振りしてインベントリから取り出す。


頭のなかで『鑑定』してみる。


<ドラ皮の手袋> 

ドラゴンの皮を使ったレア物 

身体能力最向上(武器居要らずでドラゴン倒せるかも?)

絶対防御 能力及びサイズ自動調整 


これも武器としてイケるのでは?


「ねぇ、コレも武器として使えるはずだけど…」


そう言ってルドに手渡す


「手袋か?」


「ドラコンの皮で作った手袋で、武器いらず?ドラコンも倒せるかも?…一応、身体能力向上、絶対防御と自動調整機能付きだからイケる…かな?」


「「………」」


あれ?反応無い?駄目かな?

「…そうだよね…手袋だと接近戦になっちゃうから使え無いよね。コレは収納しておくよ」


返してもらおうと手を出すが二人はまだ固まっていた。 どうした?


「だ、大丈夫だよ。危ない戦い方はさせないから!コレは…その…使えるかなぁって思っただけだから!」


「そうじゃないだろぉー!こんなレアモノを気軽に出すなよぉー!!」


ルドが頭抱えて叫んでいる。


「…お前…色々と大丈夫か?」


クロ、言い方ー!!



なんだかんだで話し合って、誰がどれを持つか決めた結果、ルドが柳場包丁、クロがドラ皮の手袋、残りが私。

何かあったら解体ナイフ投げればどうにかなるかも?って考えだ。


ルドは身長もあるから長めの柳場包丁でも対応できるはずとのこと。

クロは小さいから…一応、絶対防御のついているドラ皮の手袋。

私は…なんとかなるはず…


もちろん、ルドには包丁帯ベルトも貸し出し中。

なぜだか…余り違和感がない。

長さがあるからなのか?普通の剣に見えなくもない…

でも、実際は包丁だ!私がニマニマしてるとルドが嫌そうな顔でこちらを見てる。


「なに見て笑ってんだよ!」


余り笑うと拗ねられても困るから…

「試し切りしてみる?何でも切れるみたいだよ?」


ルドは無言で木に向かい一振。切れ味抜群!スパッと切断された。


「…凄いな…」


隣ではルドが石を殴り付けて粉砕させていた。

「………」


うん。かなりの攻撃力だね。これで魔物対策バッチリなのでは?


「武器として使えそうでよかった。ではダンジョン入り口目指して行ってみる?」


ルドとクロは互いに顔を見合わせ頷いた。




――――




地図を確認しながら一時間ぐらい歩くと、ダンジョンを指し示す場所に着いた。

森の中ではあるが、開けた空間になっており、巨大な岩と大木があるだけで、入り口と思われる所は見当たらない。


「この場所で間違いないと思うのだけど…入口無いね?」


「隠れダンジョン…だから秘密の入り口があるんじゃねぇ?」


(いにしえ)のダンジョンってどれぐらい昔なのかな…とにかく、入口を探してみよう」


辺りを捜索するが、見つけることは出来ないまま日が傾いてきたので、テントを出すことにした。


「今日はこれまでにして、また明日、明るくなってから探さない?」


「そうだな…別に焦って探すことでも無いしな」

「だが、すごく気になる!新しいダンジョンだぞ!!早く見付けたくないか?」


ルドはまだ探したい様子ではあったのだが…


「疲れたし、お腹空いたからテントに戻ってご飯にしよう?」


私がそう言うと……「分かった」と素直に言う。

ご飯大好きだからね。早速テントを出して、入る前に「クリーン」汚れもキレイさっぱり。


夕食を食べながらダンジョンについて話す――


「ある程度見て回ったけど、入り口見つからなかったね」


「隠れダンジョンだから入り口も隠してあるんだろう」


そんなクロの言葉に納得するが、ここまで来たからには見つけたいし、見てみたいと思う。


「でも、見てみたいよね。ダンジョン初めてだけどどんな所なんだろう……」


「ダンジョンの形も規模も様々だが大体が30階層から100階層だな」


ルドが説明しクロが補足してくれる。

「魔物を倒すとドロップ品となる。解体する手間が無い分、冒険者には人気があるが、どれをドロップするかは分からない」


「階層によって危険度は増していく。無謀に挑んで命を落とす冒険者もいるが……こればっかりは自己責任だな」

ルドの言葉にクロも頷く


「隠れダンジョンには何があるんだろう…誰かが隠したダンジョンなのかな…」


何かが封印されたダンジョンなのか、お宝のダンジョンなのか……考えているとクロが話し出す


「見つけてみない事には何も分からない……明日も捜索してみよう」


そうだよね、見付けるのが先だよね。するとルドが思いついたように言う


「なぁ、魔法使って探すことはできないのか?……そんな便利な魔法無いよなぁー」


ん? 待てよ……あっちこっちで鑑定しまくったら何か分かるのでは?

ルドを見るとバッチリ目が合う。期待の眼差し……


「探すことができるかは分からないけど、試してみたいことはある…かな…?」


二人の目が輝く。が、「見つかる保証はないよ!」






ダメもとで明日、試してみる事になった。








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