表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ストーカー三昧・浪曲、小話、落語  作者: 多谷昇太
浪曲(1)万年花見
80/81

浪曲1・万年花見④

合い三味線:♫ペペン、ペンペン(三味線の音)♫

節:おのれ分限(資産家・金持ち)たわけ者、金に任せてチンピラを、幾年月付けようと~、この駒形茂平にゃ通じぬぞ。他人ひとの人生、心を弄ぶ、おのれを神とまがうなよ~。

合い三味線:♫ペペ、ペペペン(三味線の音)あぃ~っ♫

節:(この節の間中、テンポのいい合い三味線の掛け声と三味が入る)神と云うなら、櫛・巾着ぐるみお情けを、くれたあの人、お蔦はん、この人以外に神は無しぃ。「厚い化粧に涙を隠す、茶屋の女も意地がある。まして男よ、取的さんよ。見せておくれな、きっと明日の晴れ姿~」。かかる言葉に、お蔦はん!…あなたに御恩返しの真似事を、為さでこの世を~おぉおぉ~、仕舞えよかあぁ~。

合い三味線:♫ペペ、ペペペン(三味線の音)あぃ~っ♫

〔※中途ですが上の節で云う姉はん、お蔦はんとは、私にとっては拙著「ランボー、汝、神よ(下記URL)」における横浜中華街・✕✕飯店の奥様のことです。19才の時に家出して無一文の身を雇用してくださり、寮と食事を宛がってくださいました。https://ncode.syosetu.com/n2132gd/〕

啖呵:(セリフですね)以下 ↓

クソモト「おう、みんな。太閤桜の花見もいいけどよ、風も吹いてきてだいぶ寒くなって来た(※下らぬチンピラ人生に流石に寒風が吹いて来ているのでしょう)。そろそろお開きにしようぜ」

ズべ子「そうだよ、あんたら、いくら小春日和のいい天気だからって、12月だよ。人の退けた公園でもさ、そろそろ小学生たちが帰って来る頃だよ。酒で真っ赤な顔しちゃってさ、いいザマだあね。アハハハ」

便子「噂をすれば影ですだ。ご学童たちが帰って来ましただ」

合い三味線:♫ペペン、ペンペン(三味線の音)♫

節:げに豊臣秀吉歌影武者の~〝心ある、風は吹かじな吉野山、花の盛りを雪と見るまで〟と、驕り高ぶる万年花見のチンピラもぉ、花の盛りを雪とは見るまじを~。いつしか身は親父・嬶となりぬるに、なぜに分からぬ、浦島太郎、太郎子たろこのご面々ん~。20数年親分からの賄を~、借金にだけはすまいぞえとぉ、妄執邪念の権化に成り果ててぇ~、今日も明日もストーカーあぁあぁ~。かかる愚行に!子も笑うぅうぅ~。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ