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ストーカー三昧・浪曲、小話、落語  作者: 多谷昇太
浪曲(1)万年花見
79/81

浪曲1・万年花見➂

クソモト「んだなあ…ったくよ、あの野郎の頑固のお陰でこっちとらあ、どれだけ人生をしくじったか分からねえ…」

便子「しくじったって…遊び暮して来ただけじゃん。20数年間も。親分のお金でさ。却って楽でよかったんじゃないの?」

クソモト「…るせえ。もう花見し疲れたってえことだよ」

ばってん「へっ。つまり俺たちゃあ、あいつの云う中身空っぽの、カサッサギ人生だった…てか?」

ズべ子「そうだよ。あの野郎、あたしたちを捉まえて、親分の金で体裁ばかりを整えた、普通の市民様ヅラしているカサッサギ集団…なんて抜かしやがってさ」

便子「そうそう。実際は借金の権化たちとも抜かしておりましただ」

ばってん「だから、それがバカだって云うんだよ。この世は万事力と金ってえことを知りやがらねえ。金持ちにかしずいて、要領よく生きるってえことを知らねんだ。あの年でだぜ。一本刀土俵入りの駒形茂平じゃあるめえしよ、銭じゃ買えない人心…なんて戯言を地で行くような大馬鹿野郎だ!」


合い三味線:♫ペペン、ペンペン(三味線の音)♫

節:人(私)を苛み銭を得るぅ~、斯くも鬼畜の姿かなぁ~。知るや大阪夏冬を、因縁果報その経をぅ~。太閤桜その贅が、ずっと続くと思うなよ~おぉおぉ~。例え利根の川風にぃ、身を晒そうと人にゃ引くに引けない意地があるぅ~。プータ、プータの石礫、云うに云えない苛みに、人生土俵徳俵とくだわら、剣が峰に立とうともぉ~、この駒形茂平取的(とりてき※力士のこと)なれば、グッと堪えて!乾坤一擲うっちゃり大技を、打たでこの世を~おぉおぉ~仕舞えよかあぁ~。

合い三味線:♫ペペ、ペペペン(三味線の音)あぃ~っ♫

(※ここで伴奏・歌が入ります。そのう…歌謡浪曲と思し召せ。三波春夫・一本刀土俵入り ↓)

https://youtu.be/EBh1XeiDn8Y?si=ER6K54f3JhSrqArq ←ユーチューブ

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