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ストーカー三昧・浪曲、小話、落語  作者: 多谷昇太
浪曲(1)万年花見
77/81

浪曲1・万年花見➀

本日は浪曲にてご堪能願います。なお当高座は〝文体高座(平たく云えば浪曲台本)〟なりますれば以下に言葉の説明をば添付いたします。


節:要するに「なにがなにしてなんとやらあ~」と節をつけて唸る浪曲独特のアレですね。感じ分かんないでしょうから下に名人浪曲師2名の節と啖呵(さらには歌も)を乗せて置きますね。浪曲師は二葉百合子さんと三波春夫さんです。演目は「一本刀土俵入り」です。↓

https://youtu.be/fOJP0lonp4Y?si=zivzcBSmrqSFAndj ←コピペして聞いて下さい。イイですよ~。

啖呵:俗に云う会話、セリフに当たります。

曲師:三味線を弾き掛け声をあげる人。浪曲界では合い三味線とお呼びします。


では浪曲師(あ、私か…^_^;)、曲師のお二方、よろしくお願い致します。


合い三味線(女性):あい、あ~い。合点承知。では…♫ペペン、ペンペン(三味線の音)♫

節:頃は令和のリセッション~、不況に沈む世を尻目、太閤桜その贅の斯くやを見する花見あり~。ウクライナとやコロナとや何かはせん。糠にぬかにくぎの輩かな~。男2人に女2人の4人組ぃ~、働くことなどお笑いでぇ、毎日酒を酌み交わす~。これ宿六、宿子の万年花見、その驕れるザマをば、篤と!ご覧あれぇ~。

合い三味線:♫ペペペペ、ぺペンペンペン(甲高い声で)あぃ~~♫

啖呵:(セリフですね)以下 ↓

男1(通称・ばってん。4人組の首魁で福岡出身の男)「おう、飲め飲め。銭も時間もバッチシだ。ガハハハ」 

男2(通称・クソモト)「止められないね、兄弟きょうでえ。ストーカーは。ワハハハ。もう20年になるかね」

ばってん「おう、アホ(つまり私、いま浪曲を唸っているこの〝三遊亭わたくし〟です)のお陰で万年花見よ」

女1(通称・ズべ公)「ねーえ。あたしら4人(男2女2)で万年太閤桜さ。アハハハ」

ばってん「その通りよ。おい、兄弟きょうでえ何か舞えや」

クソモト「おう、合点だ(立ち上がり日の丸の扇子を掲げて舞う)。♬あ、それ、コロナじゃ、ウックライナじゃ、知らんわな。(片足けんけんをしながら)おっとっとっと♫」

3人「ワハハハ」

女2(通称・便子。一味の云う通りに動く便利女だから)「アハハ。ところでさ、あの野郎(つまり犠牲者こと、この三遊亭私)かわいそうに(これこの女の口癖)。いつまで粘るんだろうね?さっさと親分の命令に従って草田(※仮名。この場にいない別人。この男の女房とともに現在親分が囲って飯を食わせている。70過ぎのダメ男)のオヤジの腕をへし折っちゃえばいいのにさ」


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