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ストーカー三昧・浪曲、小話、落語  作者: 多谷昇太
講談(2)ラメチャンタラギッチョンチョンデ
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人は何の為に生きるか(3)※A・ランボー

蕭紅の享年は31才、ランボーは37才という、どちらも非常に若くして亡くなられた、この世を駆け抜けて行かれたご両名でありました。この蕭紅とランボーは、講談師であると共に自称詩人・歌人・小説家・シナリオライターでもある不肖、このわたくしがかつてえらく傾倒した作家であったのです。特にランボーなどは彼の感性がまるで我がものででもあるかのように、大袈裟な云い方が許されるなら〝手に取る〟が如くに感知されたものでした。何せあなた、傾倒する余り彼の生地であるシャルルヴィル・メルヴィルまで実際に行って、そこにあるランボー博物館を訪ったほどですから。まあハンパなかったんです…。

 で、ですよ、もしそのわたくしの感知力に間違いがなかったらの話ですが、彼ランボーは「神とは?永遠とは?」という(謂わば全人類の)疑問への解答を人一倍抱いていた青年だったと思うんです。それに肉迫すべく彼はその天才的ポエジーを駆使した。彼の作品「最高の塔の歌」や「四行詩」などにそれへの願いの強さや解答〝らしきもの〟が表れていますね。「四行詩」など絶品ですよ、あなた。ここでそれを披露したいくらいですがまあ紙面の関係もこれあり、止めときますが…えー、それで私が云いたいのは「解答〝らしきもの〟」といま云った通りに、いかに彼の天才的感性を以ってしてもですよ、結局〝らしきもの〟でしかなかった分けです。「神とは?永遠とは?人間とは?人に救いはあるのか…?」等への解答は得られなかったということです。えー、しかしですね、ここで彼にまつわるエピソードを一つご紹介したいのですが、実はそのエピソードの内に彼ランボーが生涯を掛けて求めた疑問への解答があったのではないかと、そう思う分けであるからです。

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