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糖尿病で入院して、闘病生活をして悟った事

 自分の中での考えの整理として、糖尿病での入院や闘病生活で悟った事や守る事は難しいけど理想とする志を忘れないために書きます。


〇飢えてない事、食べ物が美味い事が当たり前という考えを捨てる。

 入院前は思いのままに小腹が空いたらポテチやアイスを食べまくってたし、思う存分牛丼やラーメンを食べまくり、エナジードリンクやジュースを飲みまくってました。

 そして飢えてない状態が当たり前、満腹状態が平常状態として生活してました。


 入院することで強制的に病院食になって間食禁止となったのですが、太っていた私にとっては常時飢えた状態のように物足りない生活になりました。

 でもそれが異常事態だという考えが間違いだったのです。

 若干飢えてる状態が普通なのだと考えを改めて、退院後も自分で糖尿病食を工夫して生活してます。

 そして色々な事を試しましたが、今は主食はオートミールです。

 白米に比べればそれほど美味いものではないですが、そもそも美味い事が当たり前という考えも間違いであり、その考えは捨てなければなりませんでした。

 既に2ヶ月ほど続けて、体が慣れ始めています。

 正直、この二つの考えをしている限り、糖尿病になるのは確定だし、改善するには捨てるしか有りません。


〇世間の飲食業は極めて狡猾な罠をはっている。

 入院前の私は日々疑問を抱いてました。


「なぜ自分はこんなに太って過剰に栄養を体に蓄えているのに、お腹がすくのだろう?」


 これには理由がありました。

 まずジュースやラーメンなど糖質の塊のような物を食べると血糖値が短時間で爆上がりします。

 そして体はその血糖値を下げる為、膵臓がインシュリンを過剰に分泌して血糖値を下げ、さらに下げ過ぎていわゆる血糖値スパイクの状態を引き起こします。

 そうすると体は低血糖の為、「お腹がすいた」と錯覚してさらに食べるというループに入ります。


 本来、古来の人間の食事では食物繊維やたんぱく質が多く、これらが内臓に取り込まれる事で糖分の吸収スピードが緩やかになって血糖値スパイクを防ぎます。

 しかし今の飲食店は製造コストや仕入れ値という理由もありますが、商売として客を引き付け続ける為に意図的に純粋な糖質を抽出したようなメニューを作るのです。

 それによってお客は食べてはまたお腹が減ってのデブ一直線ループに強制的に乗せられてしまい、アル中や薬中と同じく、糖質中毒にされてしまうのです。


 さらに人間は色々な自然な食糧を食べる事で様々な栄養を取り、結果体は健康に維持されます。

 しかしおそらく、この世の飲食店は意図的に一部栄養素を欠落させています。

 結果何がおこるかというと、お腹一杯食べて血糖値も上がっているのに何か物足りない感が残ります。

 知識の無いほとんどの人は単純に「お腹が減ってるのだ、もっと食べないと」と解釈してしまいます。

 しかし体が求めているのは欠落した栄養素であり、それ以外は過剰なのです。


 この組み合わせ技でお客は永久に満たされる事のない錯覚の飢餓のループに入ってしまいます。

 意識してか、経験則でかの違いはありますが、この世の飲食店は、マッ〇も中華料理屋も松〇も、皆お客をこの罠に嵌めようとしていたわけです。

 だから純粋な糖質だけを抽出して砂糖で飽和させたようなドリンクが世の中にあふれてますし、実はそれはタバコや酒と同じくらいの客を食い殺す罠なのです。


〇未練や欲を切り捨てる勇気

 入院生活では強制的に娯楽と日常生活から切り離されました。

 普段の私が自分の意思では出来なかった事を強制的に外からの力でやらせて貰ったと言えるかも知れません。

 私は普段から日常的に夜更かしをしてました。

 その原因は


「今日一日が終わってしまうのが勿体ない。

 自分はまだ、何も成せていないから寝るのが惜しい」


 という感情ですが、それを切り捨てるのに必要なのは強靭な意思というよりは気付きだったのかも知れません。

 理屈じゃない、やるんだ、そうすれば今までの睡眠不足から始まる弊害を避けられるという気付きです。


〇物事を成し遂げるのに重要なのはストイックさ

 ストイックという表現であってるか自信がありませんが、例えば筋トレをするにしても


「よしやるぞ」


 と決意をしてハードトレーニングを短時間やるんじゃ駄目なのです。

 気付いた時に常に、日常動作に混ぜて、何かをしながら常習的に少しでもやり続けるのが重要で、トータルで考えれば後者が何倍も成果をあげています。

 筋トレに限らず、例えば小説をかくにしろ、モデリングやるにしろ、日常的に常習的にダラダラとやり続けなければなりません。

 覚悟を決めて頑張るのは、逆にその行動が嫌になって避けてしまいます。


 出来る限り「やりたくないけど、やらないといけないなぁ」と考える時間を捨てて、「まず、やり始める」でスタートするように体を切り替えていかないといけません。

 

 とりあえず電子レンジの待ち時間はスクワットし続けながらyoutubeに見る事にします。


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