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田中先生が居なくなって、代わりに優しそうなおばあちゃん先生が来て。何事もなく、私たちは残りの小学校生活を過ごした。
本当にもう何も無さ過ぎて記憶が無いくらいには、何事も無かった。
そんな私は雫ちゃんと共に無事に学園の中等部に入学しました。
小学校までとは違って、中等部、高等部は同じ校舎だし、男女で同じ校舎だし、普通に楽しみだよね。何より、お祭り大好きだし、生徒の自由にさせてくれるからもう楽しみで楽しみで……
「おはよう。雫ちゃん。」
そう、この熱海凛と、神田迅さえいなかったら……
しかも、同じクラス。
確かに。知ってた。おなじクラスになるかもって、
だって小学校はクラス分けって、家柄とか能力順っていうの?
そういうのでランク分けされてたもん。
中等部も同じって思ってたけど、もしかしたら、違うかもー。みたいな僅かな望みをかけてたけど、違ったみたい。
まぁ、そしたら、私と雫ちゃんが違うクラスになる説も提唱されるからなんとも言えないんだけど…
「無視?」
は! 意識が飛んでいた。
「あ、御機嫌よう」
あぶなーい。
少しでも今のうちから2人に媚びを売っておかないと。
嫌われる要素を減らして減らして…
「ねえ、麗華ちゃん、どこの部活に入るのー?」
ええい。私に構うな構うな。適切な距離を保とうよ。
とも言えないから、仕方なく
「うーん。 まだ悩み中かなー?
そっちはどこに入るろうと思うの?」
秘技、質問返し!
この技を使えば自分の情報を知らせず相手の情報を知ることが出来るのである。
「2人ともバスケ部に入ろうかなーって…」
なるほど。これで、私はバスケ部という選択肢は消えた。
まぁ、元々運動好きじゃないからそもそも選択肢にはなかったんだけどねー。
「運動部なんだー。運動出来るなんてすごーい! じゃあ」
私は自分の席に座るからー。
自然とフェードアウトしようって。
えへへへ。
上手くいった。
後で雫ちゃんはどこの部活に入るつもりなのか聞いてみようっと、




