その日から、僕は……。
家に帰ってさっそく、お風呂場に行くのにタオルで包んで服を持っていく
本を開いてみると、漢字と言葉の意味がたくさん載っている ……辞書みたいだ 。
意味もなく言葉を見つけては読み込んでいると 僕は試しに、気になる言葉を探してみることにした
「鼓動」という漢字を見つけた
これは、学校で意味が一つしかないと教わっているので見てみると 別の意味があるみたいだ。
それを読もうとしたとき 集中しすぎてしまい 、ランプとブザーが鳴った。
いつまでも出ないので 、倒れたんじゃないかと家族が集まってくる足跡を聞き、急いでタオルの中に
本を戻し、急いで体と頭を濡らした。
そのあと大騒ぎになった家族を安心させるのに時間がかかった。
もっと、長い時間読めるところがないか、と考えなければ……
(そうだ、取り壊し予定の旧校舎があったな……)
取り壊し予定の旧校舎には監視カメラが無いから、読むことが出来るだろう
でも、そこまで行くのに、カメラがあるのでどうしようかと考えながら 、ベッドに寝転がる
「就寝時間です、消灯します。おやすみなさい侑斗さん。
質のいい睡眠を提供いたします」
僕は、瞼を閉じた
いつもは、すんなりと寝れるが、体の置き方を忘れたような寝苦しさを感じた




