第八話 剣さんの仲間
「はぁ〜、僕達どうする?帰る?」
僕は二人に向かって言う。
「帰ってもいいんじゃねぇ?その剣さんがなんていうか分からんけど」
洋介はそう答える。
「ねぇ、これ見て」
沙織がパソコンを見てそう言った。
「うん?なになに?」
僕と洋介はパソコンの画面を見る。
そこには剣が写っていた。
僕たちが持っている剣が。
電子的な武器なのか、この剣は。
「触らないほうがいいよ、使い方を知らないしね。
下手に触って剣が壊れたら終わりだし」
僕はそう答える。
少しぼ~としていると扉が開き一人の女が歩いてきた。
髪色は水色で、剣さんみたいにスーツを着ていた。
ビシッとしているので魅力的な人に見える。
「あら?貴方達はもしかして剣が言っていた人達ね」
優しい声で僕たちに向かって言う。
「はい、さっきバケモノを倒すために剣を強化してくれたんです」
僕はそう答える。
「剣ったら、まぁいいわ。
私の名前は水口プレス、プレお姉さんって呼んでほしいなぁ〜」
そう僕たちに言う水口さん。
「分かりました!プレお姉さん」
僕は水口さんに向かって言う。
「やん!かわいい!」
?!
急に抱きついてきた水口さん。
ちょ!柔らかいものが!
するとまた扉が開き何人か人が入ってきた。
「あ?なんだテメェら?」
怖そうな金髪の男が僕たちを睨みつける。
ひぃ!怖い人。
「おい!怖がってるじゃないか。
急にそんな態度をとるな」
横から緑髪の爽やかそうな男が金髪の男に向かって言う。
「悪かったよ、それでコイツラは?プレ姉ぇ」
金髪の男が水口さんに向かって言う。
「この子達はバケモノと戦ってくれた人達よ」
水口さんがそう答える。
「ほぉ~、コイツラがバケモノを倒した奴らか。
・・・」
金髪の男が言い僕たちの方をじーと見る。
「な、何だよ!ヤンキーが」
洋介が言う。
だが服装は水口さんと同じスーツ。
「ヤンキーだと?!俺がヤンキーに見えるのか?」
金髪の男が洋介に掴みかかる。
「ちょっと!落ち着きなさい」
水口さんが金髪の男の手を掴む。
「ちっ、悪かった。
だが、その男とは何か相性がいいような気がしてな」
金髪の男が言う。
「ごめんね、彼はこういう性格なの」
水口さんはそう答える。
「僕は荒川スラッシュ。
荒川さんでいいよ、よろしくね三人共」
優しいそうな声で話す荒川さん。
「よろしくお願いします」
僕はペコリと頭を下げる。
「自己紹介して」
水口さんは金髪の男の人に向かって言う。
「俺は、橋原スマッシュ。
以上だ」
橋原はそう答える。
「あとは」
水口さんは荒川さんの後ろにへ行き
「よいしょ」
何かを抱きかかえる。
それは僕たちよりも小さい子だった。
小学生か?
髪は黒で、ロング、やっぱりみんなと同じで黒いスーツを着ている。
「この子は佐藤愛ちゃん、かわいいでしょ?」
水口さんは愛ちゃんを抱きかかえながら言う。
小さい子にスーツは可哀想じゃない?
もっとカワイイ服あると思うのにな。
僕は少しだけそう思った。




