第二話 異変
午後の授業が終わり放課後となる。
「二人共帰ろうぜ、どこか寄るか?」
僕と沙織に声をかける洋介。
「別に寄るつもりは無いけどどこか寄りたいところでもあるの?」
僕は洋介に向かって言う。
「明日は休日になったじゃんか、だからさこの街よりも先に行きたくない?
この剣を持っていたら多分捕まると思うし。
この街が正常か以上か知りたくてさ」
洋介は言う。
「別にいいけど、捕まりたくないな。
警察の御用になったら間違いなく退学だよ?
中卒なんて嫌だよ」
僕はそう答える。
「私も少し気になるかも〜」
沙織も言う。
「分かった、明日行こうよ。
電車で」
僕は二人に向かっていいその後別れた。
そして明日が来て
青葉駅
「久しぶりだよなこの駅、電車に乗ったのなんていつぶりだっけ」
洋介は少し興奮している。
「早く切符を買おうよ、でどこに行くの?」
僕は二人に向かって聞く。
「まぁ、隣町の春影町に行こう。
そこでこの剣が他の人達に見えていたらこの街が異常、もし気づかなかったら俺たちが・・・・・・異常ってことだ」
洋介は言う。
「はいはい暗いこと言ってないで早く買いましょ」
沙織に押され僕達は切符を買いに電車に乗り込んだ。
僕達は出口近くに座り窓を見ていた。
すると、
しゅー!
?!
「け、煙!?な、なんで!」
突然床から煙が溢れ出す。
「ちょ!隣の車両に移動するぞ」
洋介は僕達に言い隣の車両へと移動する。
「何?故障したのかな?」
沙織が言う。
「いや、見てみなよ」
僕は指差す。
そこには客が何事も無いかのように座っている。
まるで煙なんか無いかのように。
「嘘だろ?俺たち以外はこの煙が見えないのか?
俺たちが異常なのか?」
洋介は言う。
「いや、異常なのは僕たちじゃない。
この街や人だ・・・・ありえない、バケモノが攻撃してから人々は焦りだしたし・・・煙を吸っているのに寝てない」
僕は二人に向かって言う。
「あ、もうすぐ着くよ。
春影駅に」
沙織は言う。
そして電車は春影駅に到着した。
キー。
ドアが開き僕達は電車を降りる。
何なんだあの煙は・・・あの紫の髪の人がやったのか?
だとするとその人は味方なのか?
「行こうぜ買い物に」
洋介は言い駅を出る。
他の人達も居たが僕達の剣の事をなんとも思っていない。
やはりこの春影町も異常と言うことだ。
いや、まずどれが異常でどれが正常なのかも分からない。
訳が分からなくなってきた。
僕達は近くのデパートで少し買い物をした。
やはり店員も警備員もましてや警察ですら僕達の剣の事をなんとも思っていない。
まるでこの剣が見えていないかのように。
「これで分かってことがある、この剣は今の所水原しか見えていない。
あと俺たちのみ、他の人や警察すら見えてないのはおかしすぎる」
洋介は言う。
「何なんだろうね、この剣は」
僕は剣を手に取り見つめる。
「さあな、一つ言える事はこの剣が無ければバケモノを倒せない。
それだけだ」
洋介はそう答える。
「今は考えてもよく分かんねぇ、だけどいずれバケモノを倒していったら元凶が現れるはずさ」
洋介は言う。
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