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バケモノ退治  作者: 花冠椛
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2/19

第一話 違和感


 バケモノを倒した僕達、すると地面から煙が漂い始め僕達はしゃがみ込む。


 「うっ!これは!」


 「あ、あれ?ね、眠気が」


 「ふわぁ〜眠い〜」


 バタリ。



 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 は?!

 

 僕は目を覚ます。


 起き上がり辺りを見渡し驚く。


 「嘘でしょ?街が直ってる・・・・学校も病院も」

 まさかあの紫髪の女の人が?だとするとこの街は・・・一体。



 「ふわぁ〜、遥斗起きたのか?」

 洋介が目を覚ます。



 「うん、街が直っているんだ」

 僕は洋介に向かって言う。


 洋介も立ち上がり辺りを見渡す。


 「やばいよな、あの声の主がやったんだろうな。

 またやってくるのだろうかバケモノが」

 洋介は言う。



 「分からない、だけどまた来るような気がする。

 それにこの剣」

 僕達はあの剣を持っていたのだ。


 もうこれで夢では無いと言うことが分かった。

 

 

 「まぁ今日は帰ろうぜ、明日は学校だしさ。

 今日は色々とありすぎた」

 洋介はそう答える。



 「おいおい、沙織いつまで寝てるんだ」

 洋介は沙織をゆする。


 「ふわぁ〜、何々?」

 眠そうに目を覚ます沙織、沙織は一度寝ると中々起きないのだ。



 「家に帰るんだよ、一旦家に帰って明日また学校で話そう」

 僕は沙織に向かって言う。




 「じゃあ俺は沙織を連れてくわ、じゃあな遥斗。

 ゆっくり寝ろよ」

 そう言い洋介は沙織を連れて帰路へとついた。



 僕も帰るか。


 そして僕も家に帰った。



 翌朝



 学校


 「おはよう二人共、寝れた?」

 僕は二人に声をかける。



 「まぁ寝れたよ、それよりもお前剣なんて持ってきてねぇよな?」

 洋介は言う。



 「置いて来たよ、だってあんな剣を持っていたら僕達警察の御用になるよ」

 僕はそう答える。



 「私は持ってきたよ」

 沙織は言う。


 「は?持ってきたのかよ、見つからなかったのか?」

 洋介は沙織に向かって聞く。



 「え、普通にほら」

 僕達は沙織の背中を見ると剣の鞘を作っておりその中にしまっている。

 それに鞘を体にベルトの様に固定してある。


 嘘だろ?他のクラスメイトは何も言わないのか?



 すると近くを歩くクラスメイトの前田五郎に声をかける。


 「ねぇ前田くん、沙織に変な所無い?」

 僕は前田くんに声をかける。



 「え?さ、沙織さんに?・・・・別に普通だけど」

 五郎はそう答える。


 少し頬が赤くなっている、あ、そう言えば前田くんは女の子と話したことないっけ?



 「え、背中とかは?」

 洋介が聞く。



 「いや、別になんとも。

 どうしたの二人共」

 前田は僕達に向かって言う。



 「いや、何でも無い。

 ごめんもう行っていいよ」

 僕はそう答える。



 「まさか、この剣が他のクラスメイトには見えてないってことか。

 それなら今から取りに行くか?」

 洋介は言う。



 「馬鹿なの?もうすぐ一時限目でしょ?無理だよ、諦めたら?

 もしもバケモノが来たときは私が二人を家まで運ぶから」

 沙織はそう答え教室へと入っていった。



 「何だよ馬鹿って・・・まぁ沙織の言う通りだな。

 教室に戻ろうぜ」



 「うん」

 僕達は教室へと入り席に座る。


 バケモノ、あれはどこから現れたんだ?

 それになぜ沙織が持っている剣に気づかないんだろう。

 不思議すぎる、この街は。



 そして時間は過ぎていきお昼休憩となる。


 僕と洋介は沙織にお願いし家に送ってもらい剣を取り学校へと戻った。



 というか、空をこんなに跳躍しているのに何も誰も思わないのだろう。

 僕たちのクラスメイトのように。



 「よし、剣もこの手にあるしもしもバケモノが来ても対抗できるな」

 洋介は言う。



 「うん、でも出来れば出てほしくないね〜。

 普通の日常を送りたいし〜」

  沙織も街をボーと見ながら言う。



 「そうだね、普通の日常。

 退屈そうだけどそれが一番だよね」

 僕もそう答える。



 すると、


 「あれれお三方何やばそうな物持っているの?」

 声の方を向くとそこには青髪ロングの人が居た。



 「水原さん!もしかしてこれが見えるの?」

 僕は言った。


 水原亜香里、僕と同じクラスメイトの一人。

 友達が多くそして何より男に好かれるほどの美人。



 「そうだよ、その剣どうやって手に入れたの?」

 亜香里さんが聞いてきた。


 

 「偶々拾っただけだよ、それよりも他の人達はこの剣が見えないんだよね」

 僕は亜香里さんに向かって言う。



 「へぇ~そうなんだね。

 でもバレないんだからいいんじゃないの、私は教室に戻るね、バイバ〜イ」

 手を振り教室へと戻る亜香里さん。



 「おい、遥斗。

 あまり喋らない方がいい、この剣が見えているって怪しいだろ?

 あまり情報をペラペラと話したら駄目だ」

 洋介は言う。



 「あ、ごめん。

 気をつけるよ」

 僕は謝る。



 「そうだね〜、私も女子だけど水原さんの事はあまり知らないだよね。 

 授業が終わり次第直ぐに帰っちゃうし、不思議っ子っぽい感じだよ〜」

 沙織も僕に向かって言う。




 水原さんは何か知っている・・・だけどもし水原さんが元凶なら僕一人で会ったら殺さるかも知れない。

 それに水原さん以外の人も見えるかもしれないしまだ決めつける訳にはいかないな。



 「そろそろ戻ろう、午後の授業が始まるし」

 僕達は屋上から建物へ戻ろうとしたとき



 どかーん!!!


 ?!


 街の方にバケモノが現れた。

 昨日のバケモノだ、何で今。



 「遥斗、サクッと終わらせて授業に行くぞ!」


 「うん!居なかったら先生に怒られるかもしれないし」

 僕達はバケモノの方に向かって移動を開始した。



 「はぁ私も行こう」

 沙織も僕達の後を追った。



 ・・・・やっぱりあの三人・・・。




 「行くぜ!うりゃー!!」

 洋介が斬りかかる。



 ?!

 バケモノが洋介の方を向いた。


 しまった!間に合わない!


 「スラッシュ!!!」

 沙織がバケモノを斬った。



 グウウ!


 ひるんだ!


 「うおー!!首切り!!」

 僕はバケモノの首を剣で斬り落とした。



 ピカ!


 「よし!離れるぞ!」

 僕たちはバケモノから離れる。


 すると爆発を起こし消えた。



 そして煙が街に埋め尽くす。


 僕達は学校から見ていた。


 「あの煙に飲まれると眠くなるんだよな。

 多分だけど直ってるんじゃない?建物とか」

 僕は二人に向かって言う。



 「まぁそうだろうな、戻ろうぜ教室に」

 洋介に言われ僕達は教室へと戻る。




 ・・・・、やっぱりあの三人・・・・私の敵みたいだね。

 バケモノをこれ以上倒される訳にはいかない。

 覚悟してね。



 

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