プロローグ
「この世界を救って」
・・・・救う?僕が・・・・。
「は?!」
目を覚ます。
僕は夢を見ていたのだろう、紫髪の女の人。
見たことない。
僕は新田遥斗、普通の高校生だ。
普通と言う言葉がよく似合う黒髪。
周りを見るとどうやら学校だった。
あれ?僕、学校に居たっけ?今日は確か。
僕はスマホを開け日付を見てみる。
7月10日、日曜日と出ている。
青葉高校集合って。
何で日曜に学校に来たんだ?学校休みのはずだよな?
分からない事だらけだ。
すると
「おい遥斗、何だ?困った顔して」
声をかけたのは同じ黒髪のシャツの第一ボタンを開けている三神洋介だ。
「いや、何で僕は日曜日なのに学校に来ているんだろうって。
よくわかんないよ」
僕は洋介に向かって言う。
すると洋介はうん?とした顔をし
「お前が呼んだんだろ?今日の日曜日学校集合って」
洋介はそう答える。
え?僕が約束を?
いつした?
そうこうしていると
「あれれお二人共早いね〜、待った?」
次に現れたのは学生服を来た茶髪の女の子、この子も知ってる。
この子は春野沙織同じクラスの人だ。
「いや〜待ってないよ、というか沙織、遥斗がおかしいんだよ。
自分で呼び出しといて日曜日に何で学校に居るんだって」
洋介は沙織に向かって言う。
「え〜、どうしたの遥斗。
頭でも打った?」
沙織が聞いてきた。
「いや、そんなんじゃない。
倒れていたんだ目が覚めたら、あ、それと夢を見ていたのか分からないけど紫色の髪の女の人がこの世界を救ってって。
よく分かんないだよね」
僕は二人に向かって答える。
「え〜、何だよそれ。
世界を救ってって、アニメの見すぎじゃないのか?ちったぁ顔を洗ってきたらどうだ。
目が覚めるだろ」
洋介は僕に向かっていい僕は近くの蛇口をひねり顔に水をかける。
・・・・、特になんとも・・・・。
「目が覚めたか?」
洋介は言う。
「いや、変わらないよ。水が冷たいな〜だけ」
僕はそう答える。
「そうか、まぁ家とかは分かるよな?」
洋介が尋ねてきた。
「・・・うん、家はね。
でも何でここに来たのかはさっぱり分かんない、他の事は分かるんだけどな」
僕はそう答える。
すると
ドシン!
学校が揺れる、いや地面が揺れたのだ。
?!
な、何だ!
「は、遥斗見てみろよ!」
窓を指差す洋介、僕は立ち上がり窓から外を見てみると。
ぐぎゃあー!!!
バケモノが居た、見た目はゴツゴツした体に翼が生え恐竜のような口、大きさはビル以上だ。
な、何だよあれ・・・とんでもない夢を見ているのか。
僕は膝から崩れ落ちる。
「は、遥斗しっかりしろ」
洋介が俺の体に手をかけて立たせてくれた。
「ちょ!こっち見てる!やばいよ!」
沙織が言う。
するとバケモノは口を開けそこから学校めがけて火球を放った。
やばい!
「うわあー!!」
僕達は衝撃で吹き飛ばされる。
が、学校が崩壊している。
や、やばい死にたくない。
頭の中にはそれしか思い浮かばなかった。
「は、遥斗。
立てるか」
洋介が言う。
「う、うんなんとか」
僕はゆっくりと立ち上がる。
「わ、私もなんとかね。
何なのよあれ、頭がおかしくなったのかな?」
沙織は言う。
「いや、それなら俺も頭がおかしいってことだ。
ありえん、俺は結構まともに育った」
洋介らそう答える。
「じゃああれは何なの!つぎここに撃たれたら学校の半分は崩壊するよ、そしたらどこに逃げるの!」
沙織は言う。
沙織も怯えているのだろう、あんなのどうするんだよ。
警察や自衛隊は?
「沙織落ち着いて、むやみに動くと見つかるかもしれない」
僕はそう答え沙織の手を優しく握る。
「は、遥斗〜私達死ぬの?まだ私達、学生だよ?
まだ人生の1割しか生きてないのに死ねないよ」
沙織は泣き顔で言う。
「いや、自衛隊の人達がなんとかしてくれる。
それを信じるしか」
しかし
グオー!!
バケモノは火を吐き街を焼いていった。
「あ、私の家が」
沙織は言う。
「何で誰も来ねぇんだよ、ニュースとかにならないのかよ」
洋介も焦りだす。
おかしい、普通ならこんなバケモノが現れたら国が動くはず。
何で誰も、というか救急車のサイレンすらなっていないなんて。
するとバケモノはこちらの方を向いた。
「や、やべーぞ!二人共!」
洋介は言う。
「逃げなきゃ!」
僕たちは学校を走り一階へ降りたその瞬間!
どか~ん!!!
爆発音と共に二階に有ったものだろうか、机や椅子が落ちてきたのが窓から見える。
嘘だろ!やばいよ!終わりじゃん!
僕達は学校から出て街の方へと向かった。
人が居るか確認しなきゃ。
僕達は街を目指し走り出す。
街へ着くと色々な所が燃えていた。
しかも人も居る、バケモノが見えているのだろう。
何なんだあれは!
この世界の終わりなの!
まだ死にとうない。
騒ぐ人達、燃え盛る建物や車、まるでパニック状態だ。
すると、
グオー!!
バケモノの声と共に!
火球を放ち
どかーん!!!
「う、嘘だろ!病院が!」
バケモノが狙ったのは近くの青葉病院。
この街、青葉町の人達がよく使う病院だ。
「遥斗、洋介、もう終わりだよ。
私達殺されちゃうよ」
沙織は泣きながら地面にしゃがみ込む。
こんな所で死ぬのか?バケモノを倒せる力が、何か武器が無いか。
しかしあたりを見渡してもこれといったものは無かった。
「遥斗、もうこの街は終わりだ。
車で逃げるしかない」
洋介は言う。
「嘘だろ?僕達免許持ってないよ!」
僕はそう答える。
「そんな事言っている場合か。
逃げるしかない、戦える手段なんて一般人の俺たちには無いんだから」
洋介はそう答える。
その時、
キラリ。
うん?何か光るものが。
僕はそちらの方へと走る。
「ちょ!待てよ遥斗」
洋介はしゃがみ込む沙織をおんぶし僕の方へと走る。
「これは?」
それはなんと剣だった。
よく異世界にあるような鉄の剣。
「何だよこれ、遥斗のか?」
洋介が言う。
「いやいや違うよ!でも」
僕は剣を掴む。
すると!
?!
光が僕達を包み込む。
「な、何?!」
「おいおいこれは何だよ」
僕達は驚いていると頭の中には声が。
その剣であのバケモノを、街は私が直しますから思いっきり戦ってください。
は?戦う?この剣で?
いやいや、空飛べねぇじゃん。
俺たち普通の人間だぜ?
大丈夫です、その剣を手に持っている間は人間離れしています。
空は飛べませんが驚異のジャンプ力に力もそれに攻撃も何発かは耐えれますから。
ま、まじかよ。
それに剣3本・・・・僕と洋介、沙織分だよね。
「やるしかないよ洋介、街を救おう!」
僕は洋介に向かって言う。
すると洋介も覚悟を決めたみたいなのか
「当たり前だ、やってやろうぜ一般人の力をよ!」
俺たちは剣を持ち飛び上がる。
すると
うひゃー!ちょー飛んでるんだけど。
それはビルやバケモノを超えるほどジャンプ力。
ま、まじかよ!
だけど
「一緒にやろう!洋介!」
「ああ!行くぜ遥斗!」
「うおー!!」
僕と洋介は剣でバケモノを斬った。
すると
ピカッ。
「やば!逃げるぞ!」
洋介は俺を抱きかかえ思いっきり飛んだ。
すると大きな爆発をするバケモノ。
「や、やったな遥斗」
「あ、うん」
僕たちの勝利だ。
僕は沙織の元へと向う。
「あ、遥斗、洋介無事?」
沙織が駆け寄ってきた。
鉄の剣を持っている。
「うん、バケモノは倒したぜ」
洋介はそう答える。
「そっか、二人が無事で良かった」
沙織は安堵する。
それにしても何なんだろうこのバケモノは。
地上にはこんなバケモノは存在しないはず。
何が起きているんだろう。
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